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「 これで全ての手続きは完了です。何か質問はありますか?」







忙しなく回る職員室の一角で椚は1人の生徒と対峙していた。







「 大丈夫です 」





形の良い唇によって発せられたその言葉 、声、


その人物自体に 椚 はどこか懐かしさを感じた




「 それでは明日からまたよろしくお願いしますね。
… それと、おかえりなさい 。」




普段の椚からは考えられないような笑みを浮かべ
彼にそう投げかける




「 … ただいま帰りました。椚先生 」




対する彼 基 水瀬A も 安心したような笑みを浮かべそう返す





" 失礼しました " と扉を閉める彼を見送る





「 あいつに甘いのは変わってね〜な〜 あきや〜ん 」





椚の背後を取り揶揄う様に頬をつついてくる 佐賀美




「 やめてください 、陣 」




うんざりとしたような顔でそう答える 椚






「 … ただ、」






「 ただ? 」





「 あの子はどこか消えてなくなってしまいそうで心配なんです 」







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IZ(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2022年10月18日 19時) (レス) @page7 id: 6070c5d052 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆゆ | 作成日時:2022年10月10日 12時

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