･ ページ33
樹side
樹「誰も倒れてないですよ。今は。」
浜中「どういうつもりだ！」
樹「まず、この声に聞き覚えは？」
浜中「聞き覚え･･･？」
樹「顔を見たら、わかってくれると思うんだけど。」
俺は銃をターゲットに向けたまま、ターゲットの正面に立った。
樹「久しぶり。」
浜中「田中樹か？」
樹「ご名答。」
浜中「何してんだよ！」
樹「仕事だけど。」
浜中「は？」
樹「殺し屋。お前を殺しに来た。」
浜中「俺への復讐か？」
樹「それも間違いじゃないけど、依頼があったんだよ。お前の後輩ちゃんから。」
浜中「澤井か･･･」
樹「よくわかってんじゃん。褒めてあげるよ。」
浜中「お前の目的はわかった。でも、こんなことやめよう。」
樹「おー、警察っぽいじゃん。」
浜中「銃を降ろせ。」
樹「俺が銃を降ろしたら、俺を撃つんでしょ？気づいてないとでも思った？」
浜中は俺に銃を降ろせって言った時、自分の腰に着けている銃に目線を向けた。
一瞬のことだけど俺は見落とさなかった。
浜中「撃たないから。」
樹「銃出してもいいぜ。でも俺に勝てるかな？」
浜中は銃に手をかけた。
樹「もちろんだけど俺の銃の腕前は知ってるよね？あと、お前は所詮、警察。俺は殺し屋。殺しのプロだよ？」
浜中「それが何だって言うんだ。」
樹「結果は目に見えてるよね？お前が俺との銃撃戦で勝てるわけないって。」
浜中「チッ･･･」
樹「諦めたら？降参したら眉間を狙ってあげる。」
浜中「･･･」
少しの沈黙の後、浜中は銃を俺に向けた。
バンッ！
浜中「うっ･･･」
俺が撃った玉が、浜中の腹部に当たって倒れた。
樹「大人しく降参してれば、苦しまずに殺してあげたのに。」
浜中「ハァハァ･･･」
樹「苦しい？痛い？」
浜中「やめ、ろ･･･」
樹「じゃあお仕事お疲れ様。」
バンッ！
俺は浜中にトドメを刺した。
樹「こーち逃げるぞ！」
優吾「よし！走れ！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 441人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りのの(プロフ) - ぱにやんこさん» そうです！細かいところに気づいていただけて嬉しいです☺️ (4月2日 20時) (
レス) id: 90278faf3f (このIDを非表示/違反報告)
ぱにやんこ(プロフ) - たしか201551ってSixTONESの結成日かデビュー日でしたよね？！ (11月18日 12時) (レス) @page41 id: 3cd5bf426f (このIDを非表示/違反報告)
りのの(プロフ) - 田中の鎖骨さん» ありがとうございます！！嬉しすぎるコメント😊頑張ります！！ (2022年10月21日 20時) (レス) @page37 id: 90278faf3f (このIDを非表示/違反報告)
田中の鎖骨 - 最近よく読ませてもらってます！がちで面白いしハマりすぎてます☺更新頑張ってください！ (2022年10月21日 1時) (レス) @page36 id: bf8d3df001 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りのの x他1人 | 作成日時：2022年8月27日 20時
