特訓2 ページ5
あま「俺のせい?」
という言葉が聞こえたかと思えば、今度は彼の手が私の顎に添えられてクイッと上げられた
まーくんはそう言って、私の目をじっと見つめてくる
『っ………/// わ、私の…せい………デス…』
私はその視線に耐えられなくなって、目を逸らしながらなんとか口を開いた
顔はたぶん、真っ赤に染まっているだろう
あま「あははっ!正直だねw」
そんな私の様子を見たまーくんは、笑いながら私から手を離した
『だ、だって、ホントのことだもんっ…!………それよりまーくんさ、なんかいきなりすぎじゃないかな…?』
あま「え?なにが??」
『いやっ……だから、その………こういうことするの、とか…』
私は、気になっていたことを彼に聞いた
するとまーくんは、私の質問を理解したようで再び口を開いた
あま「んー、そうかな?僕は普通だと思うよ?恋人同士なんだからこーゆーことするのは当たり前じゃない?」
『そっ、そうかもしれないけど…っ、でも……いきなりすぎて、追いつけない…というか……』
まーくんの言葉に、私も思ったことを述べたが、最後の方はもにょもにょ言ってしまったため彼の耳には届いていないかもしれない
あま「そっかぁ…………んじゃあAが早く慣れるように僕が特訓してあげる!」
しかし、さっきの私の言葉はしっかりとまーくんの耳に届いていたようで、彼はそう言ってきた
『え…?特訓って、何やるの?』
彼の言葉に、私は不思議に思ってそう返事をした
あま「ん〜そうだなぁ…………"もっと激しいキス" とか?」
『……………え?』
私は、まーくんの言っていることがわからなくて一瞬反応が遅れてしまった
あま「うんっ!これならAもすぐに慣れるよねっ!」
『いや、あの………そういうことはもうちょっと時間をかけて……』
あま「A〜!!」
『ちょ、まって!ほんとにまっt……!!』
なんかお付き合いをしてから、あまっ………まーくんはさらに甘えっ子ちゃんになった気がします……
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なっち5088(プロフ) - 桃菜さん» ありがとうございます!めちゃくちゃ嬉しいし、楽しみです! (2019年12月14日 14時) (レス) id: 8b28a7c7f0 (このIDを非表示/違反報告)
桃菜(プロフ) - なっち5088さん» リクエストありがとうございます!ドSのみなさんいいですね〜!誠心誠意書かせていただきます! (2019年12月14日 7時) (レス) id: 21d5e627ad (このIDを非表示/違反報告)
なっち5088(プロフ) - リク失礼します。内容が夢主が突然お城の姫になり、そこで仕えてた騎士たちが天月さん達だったというお話を書いていただきたいです。甘々ぐらいで、皆さんドSにしちゃってください。今まで出てきた人達を全員出して欲しいです。ご検討お願いします。 (2019年12月13日 9時) (レス) id: 8b28a7c7f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桃菜 | 作成日時:2019年11月14日 1時