【銀魂】たまには英雄達の昔話でもしようか＿＿松下村塾篇 (ページ5)

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4☆★ ページ5

A side

銀「お前はもう剣を握るな」

『！？』

え、どーゆーこと...

銀「もう前みたいに命を狙われる生活じゃねぇ。お前が剣を握る必要はねぇんだ。何かあったら俺がお前を守るから、だからもう剣を握らないでくれ...」

こんなに真剣なお兄ちゃんは初めて見た。

『...』

銀「頼む...」

だが、

『...嫌だ』

断る☆←

銀「なっ！？」

『私にただ守られるだけのお荷物になれって言うの？冗談じゃないわ』

銀「...お前には普通に生きてて欲しいんだよ」

『それは私が女だから？』

銀「...」

『この先何が起こるかわからない。私だって強くなるに越したことないでしょ。それに、私は守られるんじゃなくて、誰かを守れる人間になりたいの』

銀「それなら刀じゃなくても、医者とかでも人を守れるだろ！」

『お兄ちゃん、私に医者になれる頭脳があると思う？』

銀「...悪ｨ」←

謝るな！！そして気まずそうに目をそらすな！！余計傷つくわ！！

『なんなら、私、お兄ちゃんより強くなるから。むしろ私がお兄ちゃんを守ってあげるよ』

銀「はぁっ！？ざけんな！俺の方が強くなるし！！」

『いや私の方が強い！！』

銀「俺の方が！！」

松「...2人ともうるさいですよ。もう休みなさいってさっき言いましたよね？」ﾆｺﾆｺ

銀/A「『ｽ､ｽﾐﾏｾﾝﾃﾞｼﾀ』」

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

『あー松陽先生の膝枕懐かしい！！結構いい感じの高さだったんだよなぁ...』

桂「銀時、Aとこんな会話してたんだな」

銀「懐かしいな...この記憶」

『何柄にもなく思い出に耽ってんのさ』

銀「この時、お前が俺とちゃんと約束してたら一体今どんな風に生きてたんだろうな～って思ってよ」

『さぁ？...もしかして、ちゃんと止めておかなかったこと後悔してる？』

銀「...まぁ、少し？」

『ちょっと、止めてよ～。私は微塵も後悔してないよ。むしろ私の意見尊重してくれたことに感謝してるんだよ？

いつだって銀時の、小太郎や晋助の隣で戦えたし、辰馬や真選組にも出会えた。ただ守られるだけの存在にならなくて良かったって心から思ってるから...だからその...ありがとう』

銀「...皆の者ｫｫｫｫ、Aがデレたぞｫｫｫ！！！」泣←

桂「Aっ...そこまで俺たちを思ってくれてたなんて...ｽﾞｽﾞｯ」泣←

高「Aっ...」((目頭抑えてる←

『...なにこの状況』

辰馬「わしもおまんと出会えて嬉しいぜよ」泣

『お前もかよ！！ってか何気に初登場じゃね？』