先輩と××…【吉野北人】

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「18:32...ってまだ誰もいないか笑」




何年かぶりに出した浴衣に苦戦しながらもどうやら余裕で間に合ったようだ





鏡で何度チェックしても自信はどんどん無くなっていくわけで、









...


「お母さん、変じゃないこれ、」


母「びっくりしたわよ急に浴衣なんて言うから、彼氏？」





「ちっ、違うよ！なんでお母さんまで...」



母「大丈夫よ、ちゃんと似合ってるから笑 彼氏メロメロにしてきちゃいなさい！」



「だから違うってば〜」




...



当たりは浴衣や甚平を着たカップルが沢山いて

女の子はみんな可愛くて綺麗だ




きっと北人先輩もあんな浴衣が似合う女の子がタイプなんだろうな...








北「俺が何？」




「ひゃあっ！！！」






そこにはいつものキラースマイルをした北人先輩がいた





「北人先輩？！ いつからそこに...」





北「Aちゃんがブツブツ呟き始めたあたり？」






「また声に出てました...？」




北「癖なんだね」






んあああああまたやってしまった...

しかも北人先輩って、なんで名出ししてんだよ私←





北「あ、壱馬と真奈 ...と翔吾」




翔「俺は付け足しなの？」





真「きゃあああAちゃんめちゃめちゃ可愛い、可愛い、可愛すぎるよ〜」





「え、え、ありがとうございます？！！ｯ？！」





強く強く抱擁されていると

呆れた壱馬先輩が「真奈落ち着け」と腕を話してくれた






翔「2人とも浴衣なんだね〜似合ってる！」




真「でしょ！まぁ私が無理矢理着てきてって言っちゃったんだけど...」



「でもそれくらいじゃないと着る機会ないので笑」







慎「あ、佐伯さん浴衣着てる」



龍「本当だ！」





「あ！みんな！」





ぞろぞろと残りのメンバーがやってきた







陣「お〜みんな揃ってるか〜」



翔「陣さんおそーい、って何ですかそれ...」



陸「ごめんね〜俺らお腹空いてて早く来て先食べてた笑」



陣「それじゃ行くぞ〜」



お面やらチョコバナナやりんご飴を持って人一倍楽しんでいる陣さんの後ろを付いて行った








昂「陣さんって人一倍楽しんでるよな、」


龍「自称夏男だから...」




陣「お前ら聞こえてるで」









波乱の花火大会が始まる＿＿＿＿



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