さっさと俺のものになれよ、バカ。

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加奈「じゃあさ、

Aちゃんは居るの？？今好きな人。」



そして加奈ちゃんは
私にもその話題を振ってきた






『えっと...


今は居ないですかね。』


そう私が答えた瞬間
たまたま、私のスマホの着信音が鳴った






え、こんな時間に誰だ？

私は不思議に思ってスマホの画面を見ると、









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"目黒蓮"



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との文字が。



目黒か...
なんの用か分からないけど

こんな車内で電話に出るのは流石に
失礼だと思ったから


一旦放置しようと思ったら



何故か松村くんが


「別に出ていいよ。」と言ってくれた。






『え...あ、、すいません。』




一応断りを入れて、
なり続けてる電話に出ることに






『あ、もしもし。目黒ー？』



「もしもし、今お前どこ居んの？」



『えっと、海から帰ってるとこ。』



「え？海？？なに、誰と行ってんの。」



『今日1日、あんたインスタとか見てないの？？』



今インスタには
慎太郎くんとかジェシーくんや樹くんが
鬼のように海で撮ったストーリーが上がってるし




集合写真も一応撮ってるから
誰か投稿してると思うんだけど...





「、、ちょっと待って見るわ。」




そう言って目黒は
何秒か無言になり、そして話し出したと思ったら





「おい、お前今無事？


誰にも手出されてねーか？」




『なんて、失礼な。

なんもされてないよ笑』



心配性の目黒。



「あ、まさか今
車で帰ってる？誰かの。


もしかして、今四方八方に男が座ってるとか？」





目黒...お前なんでそんな勘が鋭いんだ。



すげ、、大当たり。
四方八方に男が座ってるよ。、、






『怖っ...

いや、そんなことないけど...
目黒、一旦後でかけ直すね！それじゃ！』



"おい！まだ話は終わってな、"



色々最後に聞こえたけど
これ以上話しても長くなりそうだったので


すぐぶち切った。









そしてすかさず

樹「ねぇ！今のってまさか目黒蓮！？

あのイケメン高身長で有名の！？」



情報屋と言って良いであろう樹くんに
質問される





『まぁ、うん。』


イケメン プラス 高身長って来たらもう
目黒のことでしかない。



樹「え、どういう関係！？

同じ学部じゃないよね？？
もしかして、





....付き合ってる！！！？？？」








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『違う。

違う！断じてない！！』


あんなイケメンに手出せるほど
私容姿に自信ないよ....

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