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「おい、起きろ。
帰るぞ。」
『んん？？誰...』
ゆっくり目を開けると、
誰かが私に話しかけてる。
「早く立てよ。」
あー、私寝てたのか...
てか頭痛い
『...私のバッグどこ...』
「もう俺持ってるから、早く立てって」
『だから、、、立てないんだって、』
全然体、力入んない。
酔ってるのか、、私。
「チッ はい、つかまれ。」
と、男の人が私の目の前にしゃがんだ。
あーー、おんぶしてくれるのか。
優しいな君。
『えぇーいいんですかあ
ありがとうございますーー！！失礼しまーす！！』
私は勢いよく、首に抱きついた。
「いった、痛てーよ。
ゆっくり掴めよ、バカ。
・・・ほら行くぞ。」
と男の人がゆっくりと立った。
わざわざおんぶまでしてくれて運んでくれるなんて
なんて優しい人なんだ。
『あなた、優しいんですね
それに、、』
私は首元に顔をうずめた、
「ちょ、くすぐった」
『いい匂い。ふっ笑
あ、重いですか？私。』
「・・・・重いに決まってんじゃん。」
『うわぁー酷いな
さっきまでは王子だったのに。
そこはお世辞でも、
重くなんかねぇよ。お前体重はリンゴ一個分だろ？
って言ってくださいよ』
「キティちゃんより軽いじゃねーか」
と、しっかり突っ込んでくれる偽王子。
『ツッコミキレキレですね。偽王子。』
「おい、お前本当は酔ってないんじゃないの
てか偽王子ってなんなの。」
『酔ってますっーー
あ！！私の家ここから5分なんですけど
テキトーに自分で歩いて帰るんでここに私を置いていってくださーい。』
ほんとにこの居酒屋から5分で着く。
「お前歩けねーのに置いてけるかよ。
早く家まで案内して、俺が連れてくから」
・・・紳士的な彼。
『えぇーいいんですか
あの、コンビニを右折してすぐです、』
「マジでちけーじゃん」
『でしょ。
ていうか、柔らかい。』
「おい、ほっぺ触んな。」
『だって...気持ちいい』
「は？？」
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ここ(プロフ) - きらさん» めっちゃ嬉しいです！！コメント本当にありがとうございます！🙇♀️🙇♀️ (2021年10月31日 13時) (
レス) id: 68bc7d1b73 (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - やばいっすね…きゅんきゅん通り越してギュンギュンしてますw最高です！ (2021年10月31日 11時) (レス) @page48 id: 3e89a0f0ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2021年9月22日 20時
