悪魔の手形2

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「『す、すいません！！』」

さっきチラッとシスターを見たら泣いているように見えた……

いや、とりあえず風邪ひいちゃったら困るしタオル持ってこないと！！

『シスター少し待っててください…！！』

ｱｲﾘｽ「は、はい」





森羅side


Aは飛び出してどこかへ行った
少しの間沈黙が続くするとシスターが話し出す



ｱｲﾘｽ「Aさんは私にとって妹みたいな存在なんです」

森「妹がですか？」

ｱｲﾘｽ「はい、いつも元気で優しくて私の話を無邪気で聞いてくれている姿を見ていると過去の事を思い出してしまいます」

森「シスターの過去ですか…」



すると遠くからﾄﾞﾀﾄﾞﾀと走ってきている音が聞こえる



『シスター！お待たせしました！タオルです！！早く着てください！風邪ひいてしまいます』ﾊｧﾊｧ

ｱｲﾘｽ「ありがとうございます、ですがタオルは持ってきていますよ？笑」

『えっ』

ｱｲﾘｽ「でもありがとうございます」ﾅﾃﾞ

『……/////』

ｱｲﾘｽ/森「「(可愛い())」」



そしてシスターは既に持ってきていたタオルとAが持ってきていたタオルを体にまいてこっちへ来た。



森「本当にすみませんでした！」

『ごめんなさい！』

ｱｲﾘｽ「い、いえ私の方こそ不注意でした
訓練所気をつけてくださいね
Aさんもわざわざタオルありがとうございます」

『い、いえ！』

森「ありがとうございます！
(優しいな…天使かよ！Aの方が天使だけどな！！)」

ｱｲﾘｽ「では失礼します」



そう言ってシスターは去ろうとしたが俺はさっきのシスターを見てどうしても放っておけなくて声をかける。


森「あ！！あのシスター…」

ｱｲﾘｽ「？」

森「シスター何かお困りではありませんか？
あ…あの人助けをするのが消防官の役目なので…」

ｱｲﾘｽ「…ありがとうございます」ニコ

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