49話 反抗期 ページ18
その時は私はまだ自分の魔力量が人よりも多いことは知らなかった
それは当然だろう
父も母も同じくらい使えたから。
弟たちはまだ練習中で魔力量がどうこうというのはあまり分からなかった
何よりも他人の魔力量を見た事がないから
それから1年が経ったころ。
私が15歳、シュバルツが14歳の頃だった
「シュバルツ?ちょっとアルとナナの面倒を」「嫌だ。オレはこんな生活もうしたくない。学校にも行きたいしあんなガキの面倒なんて見てらんねーんだよ!!!」
反抗期か、と察した
こういう時はそっとしとくのがいいのかな
「わかった。じゃあやらなくていいよ。ご飯も一緒に食べたくなかったら冷蔵庫に入れとくから勝手にとって食べてね。」
そう言って私はアルとナナの元へ言った
「シュバルツ兄さんは今ちょっと忙しいから今日は2人でお勉強しててくれるかな?」
「え〜!シュバルツにぃとがいい!それかねぇねがやって!」
ナナが予想通りぐずる
「うーんごめんね、アル、任せられるかな」
「わかった!」
まだ誰にも言ったことは無いが私のユニーク魔法は作った人形の目線でものを見ることが出来る
透視、というのとはまた違うかもしれないけど
なので人形を作って
「このお人形さんをねぇねだと思って頑張ってね!ちゃんと出来た子にはいつもより1個多くチョコレートをあげちゃおうかな〜」
「え!」「ほんと!?」
「姉ちゃんは嘘つかないからね」
ふふっと笑っていつも通り畑に戻る
「こんな生活、ねぇ」
私だって辞めたいよ。でもあんたたちの笑顔が見れない方が困るからさ
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けんし。(プロフ) - ぴよぴよさん» 確認感謝です!これからもついて行きます!更新無理しない程度に!頑張って下さい! (2020年5月22日 16時) (レス) id: 1f6aa2ea5a (このIDを非表示/違反報告)
ぴよぴよ(プロフ) - けんし。さん» ありがとうございます!すみません。私の方でも37話の変換ができていませんでした。直しましたのでまたお楽しみいただけると幸いです。 (2020年5月22日 16時) (レス) id: a7b0dad548 (このIDを非表示/違反報告)
けんし。(プロフ) - 続編おめでとうございます!いつも楽しませてもらってます。私の方のバクかもしれませんが、主人公の名前の変換ができないです…お手数ですが、確認の方お願いしても宜しいでしょうか…? (2020年5月22日 15時) (レス) id: 1f6aa2ea5a (このIDを非表示/違反報告)
ぴよぴよ(プロフ) - りいなさん» ありがとうございます!!これからもどんどん更新していきますのでどうぞよろしくお願いします! (2020年5月20日 14時) (レス) id: a7b0dad548 (このIDを非表示/違反報告)
りいな(プロフ) - 続編おめでとうございます! 頑張ってください!応援してますね! (2020年5月20日 13時) (レス) id: ba2806adf7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴよぴよ | 作成日時:2020年5月20日 13時