12話 クラス ページ13
「おはよう。A」
「ん、リドルか。おはよう」
「あ〜!グッピーちゃんだ〜!」
この変な呼ばれ方は…
後ろを振り向ければ思っていた通りフロイドくんがいた。
「どーも。」
「グッピー…?」
「まぁ、色々あったんだよ」
「へぇ…」
リドルは考えることをやめたようだ。
そして何かを察してスタスタと私を置いていってしまった
…ん?置いていってしまった…?
え!?私フロイドくんと2人で教室まで行くの?!
「お、おはようフロイドくん」
「おはよ〜グッピーちゃん♡」
「ジェイドくんは?」
「多分今来る〜」
彼の言った通り数十秒後に後ろから現れたジェイドくん
「ねぇ、2人とも…近くない?」
何故か双子に挟まれながら歩く私
私背高い方だけどこのふたりと並ぶと大したことないんだなぁ
「え〜?そんなことないよ〜ねぇジェイド」
「えぇ、フロイド。僕らにはこれが普通なんですがねぇ…」
話が通じないタイプだとその時悟った
「あぁ、そっか…」
「それでは僕はここで」
ジェイドくんはB組なんだ。隣のクラスか
「ばいばーい」
「そういえばフロイドくんって何組なの?」
「オレぇ?オレはC組だよぉ」
「え、そうだったの…?私と同じクラスだね」
「そうだったんだ〜グッピーちゃんちいせえから気が付かなかった〜」
いや、あんたの前では大体のやつは小さいだろ。という言葉を飲み込みそっか、とつぶやく
これは…友達が3人に増えたってことでいいのかな
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作者名:ぴよぴよ | 作成日時:2020年5月15日 10時