23.強引なんだよな ページ24
午後の授業も終わった後、ハーツラビュルの子達がマロンタルトを作っているであろう時間帯、私は職員室で一生懸命仕事をしていた
「…浮かない顔をしているな」
「あぁ、トレイン先生…やることの多さに絶望していたところです…」
「アシュリーは若いのに1人で抱え込みすぎだもっと周りを頼って上手くやりなさい」
「はい…でも、もう少し自分で頑張ってみます!」
そうか、頑張りなさい。と言ってトレイン先生は自席へ戻っていった
さてと、もう少し頑張るか。
と思ったところにガラガラっと勢いよく職員室の扉を開ける音が
ちらっと扉の方を見るとフロイドくんが。
え????フロイドくん???
「ど、どうしたの…フロイドくん」
「あ〜♡いた〜!ジェイド〜!ハナゴイせんせえ見つけたよ〜!」
「トレイン先生すみません。やっぱり今日はもう仕事する時間なさそうです」
「大体は察した…頑張りなさい」
「はい…っておいおいおい待て待て待て何しに来たのか言いなさい!」
と私が言うとフロイドくんは至極当然とでも言うような顔で
「今日もモストロ・ラウンジでおべんきょーするんだよ?」
「…そう。じゃあ準備するから待ってて」
と言って職員室からフロイドくんを押し出して急いで準備をしてトレイン先生にお先に失礼しますね、と挨拶をし職員室の外に出た
「ほら、行くんでしょ」
「せんせえおそーい」
「はいはいごめんね。…そういえば今日頭撫でてなかったっけ。昨日約束したもんね」
「…!覚えてたんだ!」
「私そんなに記憶力なさそう?」
「ん〜?べっつに〜!」
と言ってフロイドくんは上機嫌に私を抱えて走っていった
ん??
私を抱えて…?
「ぎゃあああああああ高い早い怖いしぬうううう!!!!」
「あはは〜せんせえうるせ〜落とすよ?」
「…」
「あれ?気絶した〜?」
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ぴよぴよ(プロフ) - るくるくさん» ありがとうございます!そう言っていただけると励みになります!これからもぜひ楽しんで読んでいただけると幸いです (2020年5月6日 13時) (レス) id: a7b0dad548 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよぴよ(プロフ) - ラムさん» コメントありがとうございます!これからもマイペースにはなりますが更新を続けていきますのでよろしくお願いします! (2020年5月6日 13時) (レス) id: a7b0dad548 (このIDを非表示/違反報告)
るくるく - 私も続き気になりますー!更新頑張ってください!!…… (2020年5月6日 13時) (レス) id: 45543e3d5e (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 続きが気になる (2020年5月6日 13時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴよぴよ | 作成日時:2020年5月5日 16時