Nothing better

過去〜始まり〜 ページ2

中学生最大のイベント修学旅行。



最初の目的地につきバスを降り、先生からの諸注意を聞き終えると昼食まで自由時間となった。



自由時間になったら一緒にサポメンのお土産を選ぼうと約束していたので、樹のクラスの方へ向かった。

？「樹くん！班で一緒にみてまわろうよ」
樹「あっ、いや…」


男女複数人のグループにいる樹を見つけると、近づき声をかけた。

『樹』



樹「俺もともとAとまわる約束してたから、じゃあ」

？「えっ、樹くん…」



同じ班らしき女の子にそう告げると、こちらに向かって来た。




樹「ごめん、探さして」

『別に良いんだけど、あのグループでまわんなくてよかったの？
あたし一人で選んでこようか？』


樹「Aと約束してたわけだし平気」


『そっか。みんなになに買おう？』


樹「まこっちゃんはAが選んだものなら何でも喜ぶでしょ」


『それもそれで困るんだけど』


樹「確かに(笑)なんかみんなでお揃い買う？」


『それ良いかも！色違いとかもよくない？』


樹「ライブでつけられるものが良いな」



色々なお店をみた結果、色違いのレザーのブレスレットを買った。

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