【第五人格】クスリ漬けの少年【男主】

__11粒__ ページ13

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次の日の朝、誰かが思いっきり僕の部屋のドアを叩く音で目が覚めた。


全く、物を大事にしなさいって習わなかったのかなぁ？ひひっ…。



『うるさいなぁ…そんなに叩かないでよ？』


そう言いながらドアを開けるとそこにはトレイシーとエマが怒った顔をして立っていた。


なんか色々と厄介そうだから直ぐにドアを閉めようとしたらトレイシーのロボットで止められていた。



トレイシー「昨日の夜にルーラに暴言を浴びせたんでしょ！？なんで謝らないの！？」


エマ「ずっと泣いてたなの！仲直りするなの！」



はぁ…あの女の信者達はめんどくさいねぇ…ひひっ。


僕は何もしていないんだから謝る必要は無いデショ？


謝ってもあの女が調子に乗るだけだからね。



『そんなくだらないことをする暇があるなら僕は薬を作る研究を進めるよ？現に夜はほとんど薬を作ってたし』



机に散らばった新しい薬を僕は『ほら見て？と言って』2人に覗かせる。



トレイシー「っ…いくら言っても謝らないなんて最低だよ！」



エマ「酷いなの…」



『酷いのはどっちかな？本当に僕がやったという証拠がないのに決めつけるのは酷いと思うよ？ひひっ……じゃーね』



ロボットの手をドアから外してドアを閉めて頑丈に鍵をかけた。



今日は確か夕方に協力狩りに出ることになってたなぁ…楽しみぃ…。





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