【第五人格】荘園にやってきた星の子【男主】

荘園_17_ ページ19

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星の子_side




綺麗な精霊さんが僕のところにやってきて抱っこしてどこかに連れていかれた。



峡谷のおかっぱの精霊さんの腕の中みたいですぐにまた眠ってしまいもう一度目が覚めたらキノコと同じようにふわふわしたところで寝かされていた。



？「あら、やっと起きたのね！丁度紅茶が用意できたから一緒に食べましょ！？」



真っ赤な服を着た綺麗な精霊さんがニコニコしながら僕を抱き上げて椅子に置いた。



こーちゃってどんなものなんだろう…聞いたことないな…。


『ぷへ…こ、こーちゃ？』


？「紅茶を知らないのね！？飲んで見なきゃ損よ、いっぱいあるから飲んじゃいなさい」



『あ、ありがとう…です』



器みたいな物に茶色っぽい暖かい…というより熱い水が入った謎の液をぐいっと飲んでみた。



『ぷへっ！！』



予想以上に熱くて口の中がヒリヒリする…それに羽の力がかなり減っちゃった気がする…。



後ろの羽の個数を確認したら2つになっていて全然飛べなくなってしまっていた…うぅ。



？「ああ冷まさずに飲むのはダメよ！ふーってしてこうやって飲むのよ。お口を冷やすお水を持ってくるからちょっと待っててね」



『ご、ごめんなさい…』



ペコッと頭を下げると赤い精霊さんがギューッと抱きついてきて「いいのよ！私が悪いのよ！」と頭を撫でながら言われた。



この精霊さんすごくフレンドリーでちょ、ちょっと怖いかも…。

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