【第五人格】からっぽ少年【男主】

＊拾壱話目＊ ページ11

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気がつくと僕は縄でがっちりと拘束されていて目隠しされていた。



全身が物凄く痛くて血なまぐさい…きっと悪霊が暴れたのかな…みんな死にものぐるいで僕を止めたのんだろうね…。




『み……など…こ？』



幽霊さん達を呼びかけた。



すると直ぐに仲のいい幽霊さんが現れて大きな声で叫び声を上げた。



僕は仲のいい幽霊さんを1人具現化させてあげて縄を解いて貰うように頼んだ。




体は真っ赤っかで至る所に傷と青あざがついていてよく生きていられるなぁと思った。



『ありがとう…』



霊1「……酷いなこんなのあんまりだ。早くハンター達の屋敷に行こうか」



『う…ん…』



霊1「歩けるか？」



小さく頷いて僕は壁に持たれながら立ち上がって1歩前に踏み出した、だけど力が抜けてその場に勢いよく倒れてしまった。



若しかするとどこか折れてる気がする…。




仲のいい幽霊さんが僕を背中に乗せてハンターさん達の屋敷にバレないように急いで送って行ってくれた。



屋敷に着くとハンターさん達が心配してくれたけど直ぐに部屋にこもった。



『あり…が……とう』



霊1「無理したらダメだから」



『ん……また…ね』



部屋の中へ頑張って入り部屋に着くなり血だらけでベッドに倒れそのまま意識を飛ばした。





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