【第五人格】荘園の嫌われ者の少年【裏切り】

#_11_# ページ12

##


ピアソン「おいおい今日は人殺しとかよ…負け確だな」


トレイシー「Aと一緒にゲームなんてボクやりたくないよ…」


エミリー「だめよ、聞こえちゃうわ。ゲームで集まった時にでも言えばいいわ」


『ごめんなさい…』


トレイシー「謝ってすむようなことじゃないよ？ナナシャは意識不明なんだからさ…どうしてくれるの…」


エミリー「ほんとそうよね…」



『ごめん…なさい……』



ナナシャはあの日から意識不明になった。


打ち所が悪かったみたいで目が覚めるのがいつか分からない。


ゲームで僕と同じチームになったらこうして言われるようになった。




この日の試合は僕だけが残った。



今回はエミリーをイメージしたお面を付けて自己回復が永遠にできるようにした。


ハンターさんは今日は無常さん達。


相談相手になってくれている。



どうせ僕の観戦はしない。



だから夕食まで話し込むことが出来ちゃう。



けど無常さんにもやらなきゃいけない事があるから数十分しかしない。



白無常「最近。どうですか？酷く疲れているみたいですが…」


『あれ？そんなふうに見える？』


白無常「はい。ぼーっとしている時が多いですし判断ミスも多いですよ？」


『ごめんなさい…白無常さん。もし僕が人殺しだったらどうする？』


白無常「貴方は絶対にそんなことはしませんでしょう？貴方はいい子ですからね」


『ふふ、ありがとう』



ハンターさん達はサバイバーの僕達の状況知らない。


だから普通に話しかけてくれる。


どうせまたナナシャがはめて僕を嫌うようにするんだろうな…。


いつまでこうして居られるのか…。




__

#_12_#→←#_10_#

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す