ＯＮＬＹ［HS］ (ページ5)

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次の日、いよいよ通しでのリハーサルがあった。
いよいよ明日はカムバの初日。
久々にarmyの前でのパフォーマンスが待っている。

そんな日の前日、リハーサルやらがバタバタと忙しなくすぎて行く中、あの男だけはじぶんがいった事を忘れなかったらしい。

TH「A、今日は帰って僕とV LIVEだよ」

「覚えてた…」

TH「当たり前でしょ、さぁ帰るよ」

「私もう少し練習…」

TH「ダメ。明日に向けて今日は休まないと。オッパがマッサージしてあげるから」

そう無理矢理手を掴まれる。
わかったから、荷物だけまとめるから！と無理矢理手を離して、荷物をまとめ、そしてホソクオッパのところへ走る。

「オッパ…」

HS「A、今日の調子でやれば明日は完璧だね！サビ前の右腕上げるところだけ半テンポ遅れがちだから気をつけてね。それから…」

一見すれば本番前に指摘ばかりして不安になるばっかりじゃ…と言われるかもしれないが、何も言われない方が私が不安がることを分かって、オッパは細かく指摘してくれる。

HS「でも今日はちゃんとできてたからね。今日のまま明日を迎えれば大丈夫。わかった？」

「はい！」

TH「Aは目を離すとすぐホビヒョンのところにいるんだから。ヒョン、Aは今日は僕のものなので」

僕のものって何よ、と思いながら、わかったわかったと笑うホソクオッパにお疲れ様でした～と挨拶して、テヒョンオッパに大人しく連れて行かれることにした。