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Story 9 ページ9

___


「おはよ!!!A!!」





あれから1週間がたった。
今日も普通の学校生活を私は送っている。





『おはよー雪ーー』


「もう!!Aはいっつも眠たそう!!」


『いや、昨日体幹鍛えて今筋肉痛できついんだって!
雪も一緒にする?テスト終わったら』


「うわっ、勧誘してきやがったぞこいつ。運動からっきしムリな私に何か言ってきやがったぞ」





雪とこんな風に話しているとこの間のことが嘘のように記憶から薄れていく





...なんてことはなくて、ずっと心の中に残ったままだ。





今日も昨日も明日もたぶん忘れることはできないだろう。





(お陰で授業なんてそっちのけだっつーの。)





私はため息をついてまた寝ることにした。





起きると授業は終わっており、もう帰りのSHRになる。





いつもだったらこのまま部活に直行だが、今日からテスト前休みに入るからバイトをすることにした。





正直私はこの学校で成績優秀組に入るから、別にテスト勉強をしなくても日々の積み重ねで何とか点は取れる方だ。





それに雪の誕生日が今月末だからそれまでになんとかお金を貯めときたい。





私は初めてバイトをするから期待を胸にバイト先まで歩いていった。





バイト先はパン屋さんで、店長さんから色々と仕事内容を聞き、さっそく着替えて働くことになった。





(よっし、働くぞー!!!)





私はレジ打ちを担当することになり、ゾロゾロ来るお客さんの接客をしていた。





最初はウキウキで接客をしていたが、徐々にずっと立ちっぱなしもキツくなってきて、疲れてくるようになった。





バイト開始1時間半、ずっと立っていた私はようやくお客さんが居なくなったときに近くの椅子に座ることができて、疲れもあったのかそのままウトウトなってしまった。





お客さんが来たことも知らずに、レジの前で私は寝てしまっていたのだ。





だが、頭をコツンと何かで打たれたことで目が覚めた。





その瞬間バイト中だということを思い出し、慌てて立ち上がった。





『す、す、すみません!!お会計で…』





私はお会計をしなければと思っていたが、目の前の光景があまりにもありえなさすぎて、まだ夢でも見てるのかと思った。





「寝てんじゃねーよ、ばーか」





そう、目の前にあの彼がいたから。

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- 最高です!!ゆっくりでもいいので更新楽しみにしてます! (2022年10月10日 17時) (レス) @page10 id: 77ccf80c6f (このIDを非表示/違反報告)
オシヒカリ(プロフ) - オリ/フラたってるので外した方がいいですよ... (2022年10月6日 17時) (レス) id: b878bfc50e (このIDを非表示/違反報告)
莉夢#梵天の信者(プロフ) - オ/リ/フ/ラ/立ってます、、!違反になるので外して頂けると幸いです!(上から目線みたいですみません、、) (2022年10月6日 16時) (レス) id: 9e38cf74ca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルネ | 作成日時:2022年10月1日 15時

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