134話 ページ15
夜ご飯を食べ終わった後、陣平とそうくんは一緒にお風呂に入りに行った。
その間に私は皿洗いを済まし、この間もらったエコー写真を眺めていた。
颯真「ママ、おふろでたよ!」
『ちゃんとあったまった?』
颯真「うん!ぼくもパパもポカポカだよ!」
『あれ、そうくん前髪伸びたね。目にかかりそう。そろそろ切らないと。』
陣平「前髪だけなら、今切っちゃうか?」
『でも、陣平手怪我してるでしょ?私やるよ。』
いつも、そうくんの髪を切るのは、手が器用な陣平に任せている。
しかし、この間、事件で利き手を怪我した陣平に、やらせる訳にはいかない。
陣平「大丈夫。不器用なあいりにさせたら、失敗しそうだし。」
『うっ……』
図星すぎて何も言えない。昔、私が切って変な髪型にしたことがあるのだ。
『じゃあお願いしてもいい?』
陣平「あぁ。」
颯真「パパみたいにカッコよくしてね!」
陣平「任せろ。」
私は新聞紙や、ハサミなど必要な物を出して、後は陣平に任せた。
『じゃあ、そうくんが前髪切ってもらってる間、ママお風呂入ろうかな。出来上がり楽しみにしてるね。』
颯真「ママがびっくりするくらい、カッコよくしてもらうからね!」
1588人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カルーア - 本当に面白かったです!応援してます。私も長女でそうくんの気持ちわかります。 (4月26日 22時) (レス) @page37 id: 12bbba78f7 (このIDを非表示/違反報告)
りーこ(プロフ) - AYUMIさん» ありがとうございます!本当ですね!訂正しておきました!これからもよろしくお願いします! (2023年4月10日 16時) (レス) id: d49ab6f07e (このIDを非表示/違反報告)
AYUMI(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いております!私も長女なので、そうくんの気持ち覚えてます笑146話の松田さんのセリフがそうくん表記になってますので、また手直ししていただければ幸いです!これからの更新楽しみにしております! (2023年4月9日 8時) (レス) @page27 id: 3b6a14b16e (このIDを非表示/違反報告)
りーこ(プロフ) - 雫空さん» ありがとうございます!更新を楽しみにしてくださる方のために、無理のないよう更新していくので、見守ってくださったら幸いです(^^*) (2023年3月30日 3時) (レス) id: d49ab6f07e (このIDを非表示/違反報告)
雫空 - 毎日、作品の更新楽しみにしてます!作者様も無理がないよう更新頑張ってください😄 (2023年3月27日 12時) (レス) id: c6546d1b90 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りーこ | 作成日時:2023年1月24日 23時