52話 出血(←決してあれ的ななにかじゃない) ページ14
長老「おぉ…なんと美しい…」
ククル父「本当にここに住んでもいいんですか?」
ドラえもん「まだ誰住んでいないようだから、どこでも好きなところに村を作ってください」
ククル「ウォウウォウ!ワオワオワオワオーー!」←
ククルが嬉しそうに草原を駆け回る。
ククル「ここがいいよ!見晴らしもいいし、湖も近いし!」
『元気だなぁ…』
私は微笑みながらククルを見る。
『私も、なんか手伝うか』
そう言って足を進めようとしたが、砕けるような痛みに顔をしかめる。
足元を見てみると…。
『え…さすがにこれはヤバイだろ…』
足元は真っ赤だった。と、とりあえず人に見えないところに…さすがに原始人に血は見せちゃダメだしな。
長老「テミス様、どちらへ?」
『ん?あぁ、長老様。少し用事が出来たもので…』
長老「そうですか。ご馳走を用意したのですが…」
『そんな…私に気を使わなくてもいいんですよ』
長老「そんなに遠慮なさらないでください。ドラゾンビ様は既にあちらに…」
長老様にそう言われ、見てみると…
ドラえもん「いただきまーす!…お、美味しい!!」
満足そうに肉を食べていた。
『……なーにやってんだか…;』
私は呆れ顔で見るしかなかった。
長老「ご用事がお済になりましたら、ご馳走をお召し上がりになさってください。」
『長老様のお気持ちはとても嬉しいです。ですが、私は祀られたりするよりみんなと一緒に仕事をしてみたいと思ったんです』
長老「そうですか。テミス様がそう仰られるのなら、我々は嬉しゅうございます」
『お誘いをお断りしてしまい、申し訳ございません』
私は頭を下げて、とりあえず怪我の始末をしようとそそくさと出ていった。
ククル「……?瑠璃…?」
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瀬奈(サブから) - 鮭の神様(元 レオ)さん» コメントを返してくださり有難うございます!!大魔鏡のやつ書いてくれるなんて…(嬉泣、感激です!ありがとうございました! (2022年1月20日 0時) (レス) @page8 id: 66084d4a7e (このIDを非表示/違反報告)
鮭の神様(元 レオ)(プロフ) - 瀬菜さん» わぁぁぁありがとうございます…!!!大魔境ですね、今度息抜きに書いてみます!!読んでくれてありがとうございました(*^^*) (2022年1月18日 1時) (レス) id: 86c31a4b24 (このIDを非表示/違反報告)
瀬菜 - 鮭の神様が作るドラえもんシリーズとっても面白いですね!すぐファンになっちゃいました(笑、今度よければ映画のび太と大魔鏡の話を作って欲しいです! (2022年1月17日 14時) (レス) id: 645b322652 (このIDを非表示/違反報告)
鮭の神様(元 レオ)(プロフ) - いちはさん» コメントありがとうございます!そして心強いお言葉まで…!高校に入った今は、やりたいことを沢山やっています!作品も読んでくださりありがとうございました(*^^*) (2021年5月17日 7時) (レス) id: 86c31a4b24 (このIDを非表示/違反報告)
いちは - 陰キャでも関係無いと思いますよ自分でやりたいって思ったことをやって何が悪いんですかそんなの勝手過ぎますよ私はやって良いと思いますよ頑張ってください (2021年5月11日 19時) (レス) id: dbf78b71fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:銀世界の姫騎士 レオ(元Setsuki.) x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1e1aaf84f31/
作成日時:2019年6月17日 18時