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廉「好きや……」
『え？』
廉「地味のくせに生意気で…紫耀の事が好きなお前が好きや……」
永瀬君が私の事好き……？
キスされた事はあるけど、あれは好きな感情とかがないキスだと勝手に思い込んでいた
え？冗談だよね？
『ちょ、永瀬君？』
いつも何かを企んでいる顔をしているんじゃ無いかと思い、永瀬君の顔を見ようとすると
後頭部をガシッと掴んで無理やり自分の胸に私の顔を埋めさせた
廉「俺の顔見んな
多分…めっちゃ顔赤いから」
『・・・』
廉「はぁ〜、お前といると俺の調子が狂う…」
『ごめん……』
私が悪いのか分からないけどとりあえず謝ってみる
廉「ごめんって思うなら……俺の事好きになってや」
このまま永瀬君を好きになったら平野君を忘れられるかもしれない……
でも、平野君が私の名前を笑顔で呼ぶ姿が頭から離れてくれない
こんなに私の中で平野君という存在が大きくなっていた事を改めて実感する
『ごめん…』
このごめんは無意識に出た言葉だった
それを聞いた永瀬君はゆっくりと私の体を離す
廉「俺こそごめん…
困らせてる事も分かってるけど一応俺の気持ち知っといて」
『うん』
永瀬君は立ち上がって「立てるか？」と手を差し伸べてくれるからその手を掴んで立ち上がる
廉「今外出たないやろなんか飲み物買ってくるから待っといて」
『ありがとう』
永瀬君は屋上からでて行くと
なんだかいろんな感情が混じってどっと疲れて、ベンチに座る
平野君を避けるという計画は上手くいったのに胸が苦しい……
平野君と今すぐ喋りたい…馬鹿騒ぎして笑いたい
そんなことを今更思ってしまう自分は…本当にバカだ
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ミミ(プロフ) - みさきさん» ありがとうございます！！その先みたいなのは書こうと考えているのでその時に検討させていただきます！！ (2020年7月29日 22時) (
レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - なあこさん» ありがとうございます！！そう言って頂けてすごく嬉しいです。 (2020年7月29日 22時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - 完結おめでとうございます。リクエストなのですが、子供ができたバージョンも見てみたいです。できたらで大丈夫なのでご検討よろしくお願いします。 (2020年7月25日 20時) (レス) id: eb3d2a29bc (このIDを非表示/違反報告)
なあこ(プロフ) - 完結おめでとうございます！すごく面白かったです！ (2020年7月25日 19時) (レス) id: 0e3b0babab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミミ
| 作成日時：2020年5月23日 23時
