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廉「おい！釘！！」
『ハッ、ごめん…はい』
永瀬君に怒られたばっかなのに平野君と由紀ちゃんの事ばかりまた見てしまって釘を要求されている事に気付かなかった
永瀬君は完全に怒ってる顔を私向けた
廉「お前な釘を渡すっていう猿でも出来ることも出来ひんのか？！猿以下やぞ」
『猿以下って……そんな言い方しなくても』
廉「ほんまの事やろ、はい釘」
永瀬君は私に手を差し伸べてくる
猿以下ってなんか言い方に腹が立つ
私がボーっとしてたのは悪いけどさそんな言い方しなくてもよくない！？
私は平野君と由紀ちゃんの事もあってイライラしてきて箱に入っていた釘を取り永瀬君の手に強く押し付けて渡した
廉「痛った！！」
『え、ごめん！！大丈夫』
あまりにも強く渡してしまったから永瀬君は眉を寄らせた
私は咄嗟に永瀬君の手のひらを掴む
しかし手のひらは特に目立った傷は見当たらなかった
永瀬君の方に目線を変えると永瀬君は大笑いをしていた
廉「嘘っぴょーん」
『は！？まじで心配したのに』
廉「お前がさっきから全然ちゃんとせえへんから懲らしめようと思って」
『もーうびっくりさせないでよバカ』
私は永瀬君の肩を殴る
廉「いったー！
今のはホンマに痛い！訴えるぞ」
『こんなので訴えるとかどっかのおぼっちゃまじゃん』
廉「俺おぼっちゃまやもん」
永瀬君は下唇をだしてバカにしたような顔で私を見る
『ねぇうざい』
その顔を見ていると笑えてくる
廉「おれだって無理やり紫耀にやらされてるんやからお前もやれよ」
『うん…ごめんちゃんとする』
廉「しゃーなし俺がノンストップでずっとお前に話したるわ！
それやったら気にせんくてすむやろ」
永瀬君はなぜ私がイラついていたのか薄々気づいているらしい
『じゃあ私もしゃーなし話すよ』
廉「なんでお前が上からやねん」
頭を軽くチョップされたけど、不思議と嫌な気はしなかった
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TK - 私もこんな恋に憧れます。これを読んで、思わず涙です。 (2020年5月30日 11時) (
レス) id: 7d8539b274 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - ももかさん» ベランダ恋伝いも読んでくださったんですね！！ありがとうございます！更新頑張りますね (2020年4月30日 15時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
チャンサキ(プロフ) - 待ってましたー！！（まだ読んでない）笑、あとでゆーっくり読みます！更新ありがとうございます（＾∇＾） (2020年4月30日 12時) (レス) id: 9fdd9e92a3 (このIDを非表示/違反報告)
ももか(プロフ) - 凄くいい話です！ベランダ恋伝いも読ませて頂き思わず涙です。更新楽しみにしています！ (2020年4月28日 4時) (レス) id: f029cec96f (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - ぴらのさん» ご指摘ありがとうございます。確認不足でしたすみません。更新頑張ります！！ (2020年4月11日 22時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミミ
| 作成日時：2020年3月31日 22時
