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メイクも髪の毛も完成して
初めて高校生の制服をスカートを少し短めにして着てみると
時計を見るともう家を出なければ行けない時間をとっくに過ぎていた
『やばっ！』
私は自分の部屋を出てリビングに向かう
そして、リビングでご飯を食べていた家族は私の姿を見てすごくびっくりしている
それもそうだよね…
母「あんた……」
中学の時から私はあんなに地味だったもん
父「なんだ…その格好」
でも、いいんだよ
お母さんお父さん…可愛いって言ってくれて
海人「姉ちゃんなんかおかめ納豆みたい」
『やっぱり〜…ってえ？…お、おかめ納豆？』
納豆を混ぜながらキッチンから出てきた弟の海人は私に一言言い放って自分の席に着いた
可愛くなったと喜んでくれるとばかり勘違いしていた私は海人の言葉で思考が回らなくなった
母「今すぐ直してきない
そんなんで学校行ったらみんなの笑いものよ」
え、え、え、そんなに変？！
海人はお腹を抱えながら私の方に向かってきて、おかめ納豆の写真を私の横に並べた
海人「そっくりじゃん！！」
『うそーーーーーー！！！』
___________________________________________
結局……結局こうなる運命だったんだ
せっかく昨日全財産を薬局で売っている化粧品にかけ、朝も2時間早く起きたのに
化粧は全て落として、髪の毛は水に濡らす
黒縁眼鏡に
パッツンおさげ
スカートは膝下
結局このスタイル…
こうして、私の高2デビュー作戦は呆気なく終わった
母「うん、こっちの方が全然いい」
全然いいって・・・
じゃあさっきの私の格好はどんなけやばかったのよ
母「今日から高校2年生なんだから、シャッキッと胸張りなさい」
お母さんは私の背中を叩いて、無理やり背筋を伸ばさせた
背筋は伸びたとしても、心がのらないまま私は家を後にした
『行ってきます』
外に出ると周りのみんなが私のことをバカにしているように思える
でも、思えるのはまだマシだ
学校付近に近づくと
「うわ、地味女だ」
「なんにも話さないんでしょ」
馬鹿にする言葉が本当に私の耳に聞こえてくる
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はな - もし、わざとならすみません。m(｡>__<｡)m (2020年9月18日 17時) (
レス) id: a2ac080e81 (このIDを非表示/違反報告)
はな - 「会わないかもしれない」の所「合わないかもしれない」になってますよ。 (2020年9月18日 17時) (レス) id: a2ac080e81 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - チャンサキさん» ありがとうございます！！そう言って頂けるとすごく嬉しいです！ティラノな王子様2もできたのでそちらも読んでくださると幸いです。あと、いつもコメントありがとうございます。すごく励みになってます！！ (2020年3月31日 22時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - ななみさん» 更新させていただきました！ついでに続編も出来ました！！ティラノな王子様2では恋愛要素多めにする予定なのでそのまま見てくださると嬉しいです！あといつもコメントありがとうございます。めっちゃ嬉しいです (2020年3月31日 22時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
チャンサキ(プロフ) - またまたコメントしちゃいます！相変わらず面白いお話書いてますねー！？笑笑。こりゃ、一波乱ありそうで楽しみです、、(・∀・) (2020年3月30日 22時) (レス) id: 9fdd9e92a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミミ
| 作成日時：2020年3月20日 21時
