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そして、下校の時間
いつも通り永瀬廉が私の教室に来て、一緒に帰る
昨日は校門の所に紫耀がいたけど、今日はいなかった
どうしたんだろ?
自分の事を好きと言ってくれる人がいると、何故が人は変な期待をしてしまう
真帆には告白されても何も言えなかったって言ってたくせに…
私って結構性格悪いのかな??
そんな事を考えていると横から頭にチョップをされた
『痛っ!何するのよ!』
その正体はもちろん永瀬廉
廉「俺がずっと質問してんのに上の空でなんも答えてくれへんからやろ」
私が紫耀の事を考えている間に永瀬廉は私に何回も質問していたらしい
『あ、ごめんごめん
でなに?』
廉「おい、お前質問の内容も聞いとらへんのかよ!
だから、お前の所のクラスはなにするん?」
少し切れ気味で言う永瀬廉
『病院がテーマのお化け屋敷』
廉「ふーんなんか普通やな」
自分から聞いてきたんだろ!
なのに普通ってどう言う事だよ!
廉「だから、赤いペンキ貰いにきてたんやな」
永瀬廉女子と楽しそうに話してたから気づいてないのかと思ってた
『うん…』
そこで何故か謎の沈黙が流れた
それは多分赤のペンキ=紫耀
と言う考えが2人から出てきたのだろう
その沈黙が妙に気まずくて
私は何か喋らないとと思い次は永瀬廉に質問をした
『アンタの所は?
どんな出し物するの?』
廉「俺の所はコスプレして写真が撮れるて言うお店」
『なにそれ〜なんか面白そうだね
誰が考えたの?』
廉「紫耀…」
話を繋げるために何気なく質問した答えがまさか紫耀だとは思わなくてまたあの沈黙が流れる
そんな質問しなかったらよかったと今さら後悔をする
また何か言わなきゃと思い必死に言葉を探すけど、なにもでてこない
どうしよう
そう思っていると意外にも永瀬廉から話しかけてきた
廉「なぁ」
『なに?』
廉「やっぱりお前紫耀の事すきやねんな」
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ミミ(プロフ) - えりーなさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!!今の作品が終わって新作が出たらそれと並行して短編集を出そうかな?と今考えております。遅い更新になるかもしれませんがもうしばらくお待ちください!! (2020年5月19日 17時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
えりーな(プロフ) - 間を空けて、またBLACK永瀬くんに会いたくなって2回読みに来ました!何度読んでもキュンキュンなツンデレ廉くん最高過ぎます!短編集でまた会える事を祈って応援しています! (2020年5月17日 11時) (レス) id: bf24f6557c (このIDを非表示/違反報告)
yimm(プロフ) - 完結お疲れ様でした!最後まですっごく、すっごく楽しかったです☆短編集も楽しみにしています。 (2020年1月2日 16時) (レス) id: 72bd3737bf (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - あさみさん» 最後までお付き合い頂いてありがとうございました!!あと、いつもコメントとっても励みになってます!!短編なるべく早く更新できるように頑張ります。 (2020年1月1日 16時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - ゆかさん» 最後までお付き合い頂いてありがとうございました!!短編集なるべく早く更新しますね。 (2020年1月1日 16時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミミ | 作成日時:2019年11月17日 17時