第53話 ページ4
貴方side
貴「し、晋助様っ…………………」
高杉「悪かったな。」
艷やかな髪は紫という色
吸い込まれそうな瞳は緑という色
その二色を際立たせる肌は白という色
私の前に立った美しい人は
高杉晋助という色______________
この場に不適切だと分かっていても
この方に惚れ直すしかなかった
赤という色に染まったこの地でも
私の目を奪う目の前の色に
ただ惚れるしかなかった
.
奈落「高杉……!」
高杉「下がってな。」
貴「ぁ、っ、」
高杉「心配いらねェよ。お前には傷一つ付けねェさ」
そう言いながら私を自分の真後ろに立たせる貴方様は…
高杉「っ、」
立っているのが不思議なくらいの体で
その数を相手にするには傷と隻眼が大きく影響してしまう
高杉「離れんじゃねェぞ。」
刃を受け止める度に髪が揺れ、包帯が解ける
数本の刃が向かってくる度に受け止めきれない刃を生身で受け止める
貴「晋助様っ!もうやめてください!そのままでは貴方様はっ」
助けをの求めようとあたりを見渡すが銀時様も万斉さんも手一杯だった
貴「っ…………私なんか……………………」
高杉「傷つけられちゃァ困る」
貴「でもっ……その傷では……!」
高杉「うるせェ。守らせろ。今まで散々泣かしてきたんだ。
.
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惚れた女てめぇで守らねぇと男が廃るだろ」
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りなりー - 最高ですね、続きも楽しみにしてますよ。 (2020年3月17日 20時) (レス) id: 45e0f85ae1 (このIDを非表示/違反報告)
麦ちゃん - この作品好きですよ。更新すごく楽しみに待っております。 (2019年2月24日 20時) (レス) id: ad939e8b4e (このIDを非表示/違反報告)
オリオン(プロフ) - ありがとうございます!これからも楽しみにしてます。 (2019年2月13日 19時) (レス) id: 9f4dc91337 (このIDを非表示/違反報告)
Night(プロフ) - 赤砂晋助さん» ありがとうございます!とっても面白かったですまた頑張って下さい! (2019年2月8日 21時) (レス) id: a39d20f6cd (このIDを非表示/違反報告)
赤砂晋助(プロフ) - オリオンさん» リクエスト承りました!何か…ん?って感じになりましたが、不満でしたら構わず言ってください!ありがとうございました! (2019年2月8日 18時) (レス) id: 5ddd851753 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤砂晋助 | 作成日時:2019年2月2日 21時