本当は ページ22
チームは5位
最近はたくさんの先発ピッチャーの起用が多くて俺も鎌ヶ谷に来ていた
登録抹消されたけど10日後には1軍に戻る
練習から上がる頃には俺しか残っていなかった
ファンの人は室内練習場を覗いていた
「 あっ 」
俺のユニフォームを持っているあおがいた
「 札幌から来たの？ 」
「 は、はい…! 」
札幌からわざわざ来てくれたんだ
俺目的ではないっぽいけど…
「 サイン書く？ 」
「 お願いします…！ 」
《あおへいつも応援ありがとう》
応援って字これでいいんだっけ…？
俺な緊張してる…？
名前とか頼まれてもいないのに書いちゃった…
「 ユニに嫌だった…？ 」
名前書かれるの嫌だったらどうしよう
「 いえ！嬉しいです！ありがとうございます！ 」
俺の心配なんて関係なくあおは答えてくれた
「 手紙ちゃんと読んでるよ 」
ずっと伝えたかったこと
「 え…ありがとうございます 」
「 俺の方こそ 」
感謝しているのは俺だよ
あおに会えてよかった
こんなに話せる機会ないと思っていたから
次の日はウエイトメインにやって軽く投げた
雨が降りそうだったから昨日より早めに上がった
「 え？ 」
今日って平日だよな
「 あの、これ… 」
あおは差し入れを差し出してくれたので受け取った
「 ありがとう 」
「 怪我じゃないですよね…？ 」
「 うん。怪我じゃないよ 」
俺が鎌ヶ谷にいるのは怪我したからだと思ってたのかな
「 …よかった 」
安堵したみたいで本当に優しい子だなって思った
「 学生だよね？ 」
学生としか知らないけどそれが大学生なのか高校生なのかわからない
「 はい！開校記念日です 」
高校生かな…?
「 写真…いいですか………？ 」とあおに聞かれて柵ない方がいいかなって考えてあっちでと言った
他のファンにサインを書いていたら雨が降ってきた
全員に書き終えてあおの元に向かう
「 すぐ戻ってくるから待ってて 」
友達と相合い傘するあおにそう言って1度寮に戻る
約束したから少しでもあおが喜んでくれるなら
傘を差してまた外に出る
「 写真撮ろっか 」
「 …はい! 」
気を遣って俺の傘に入ろうとしなかったから
傘を持っていない手で肩を抱いた
…恥ずい
「 傘貸すね 」
傘1つしかなかったみたいだし
それに…
「 いつになってもいいから…返しに来て。約束。 」
「 …は、はい 」
もう1度会う約束をしたかったんだ
困らせたらごめん
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八百板番長 - 読み終わりました！上沢がイケメンすぎました…… (2021年11月7日 7時) (
レス) @page49 id: ea956ed62c (このIDを非表示/違反報告)
八百板番長 - つい最近夢小説というものを知り、どハマリしました…推しと本当に恋愛している気分になってドキドキして悶絶しまくりです。ページ13まで読みました。これからどうなっていくのか、わくわくしています！これからも頑張って下さい！ (2021年11月6日 21時) (レス) @page13 id: ea956ed62c (このIDを非表示/違反報告)
ぶ る ー か(プロフ) - Ayumiさん» 読んでいただきありがとうございます！続きではないのですがTwitterで番外編などを載せていますのでよろしければ* (2019年4月23日 1時) (レス) id: d5f9f976d6 (このIDを非表示/違反報告)
Ayumi - コメント失礼します。読んでいてとても楽しかったです！続きが見てみたくなりました！ (2019年4月13日 14時) (レス) id: a87e0683f9 (このIDを非表示/違反報告)
あおか(プロフ) - ゆんさん» コメントありがとうございます*ご検討させていただきます！ありがとうございます( ´ ▽ ` )ﾉ (2018年2月17日 17時) (レス) id: d5f9f976d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶるーか | 作者ホームページ：http://semi.karasu
作成日時：2017年12月29日 23時
