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大我side

まず北斗は、自分のポケットからメモとペンを取り出し、何かを書き出した。

大我「それ電話番号?」

北斗「そう。」

大我「誰の?」

北斗「さぁね。テキトーに数字並べただけ。」

大我「それどうするの?」

北斗「まぁ見てて。」

さっきはトイレから出るの躊躇してたのに、今度は堂々と北斗から出るなんて。

北斗のあとを追うように俺もトイレから出た。

機内を見渡すと、20代の女性で髪が長くて、サングラスをかけてるのは3人いる。

まだ北斗がどうやってターゲットを特定するのかわからないけど、俺は北斗の様子を見守った。

北斗は1人目の女性に声をかけた。

北斗「お姉さん。アメリカ着いたら少し時間あったりする?」

女性1「私ですか?」

北斗「はい。すごくお綺麗だなって思って。」

女性1「えっ!ありがとうございます。」

北斗「もし良かったらカフェでもどうですか?気が向いたら連絡してくださいね。」

そう言って北斗は女性の手を握りながら、さっき書いたメモを女性に渡した。

なるほどね。

やっと北斗がやろうとしてることがわかったよ。

この後も北斗は、残りの女性2人にも同じことをした。

そして俺たちは再びトイレに戻った。

大我「で、誰の手にあった?」

北斗「あっもしかして、ひらめいた?」

大我「うん、樹と一緒だもん!北斗が手を握った時にわかった。」

北斗「そう。ターゲットは日常的に銃を使う。ということは、手に豆ができてる可能性が高い!」

大我「樹も手に豆できてるからね。」

北斗「ターゲットは1人目の女性。」

大我「へぇ〜さすがだね!笑」

北斗「なんで笑うのさ。笑」

大我「だってターゲットがまんまと北斗のナンパに食いついたじゃん!北斗はカッコイイし、口も上手いもんね。」

北斗「それだったら京本も綺麗でカッコイイけどね。」

大我「やめてよ、照れるじゃん!笑」

北斗「そっちが先に言ってきたんでしょ?笑」

大我「そうでした。笑」

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りのの(プロフ) - たなたなたなさん» え🤭嬉しすぎます😍ありがとうございます! (2023年3月5日 10時) (レス) id: 90278faf3f (このIDを非表示/違反報告)
たなたなたな - 最後の樹の「殺せるよな、俺なら」でゾクッときました。占ツクの中で1番好きな作品な自信あります。 (2023年3月5日 1時) (レス) @page33 id: bf8d3df001 (このIDを非表示/違反報告)
りのの(プロフ) - ななもちさん» ありがとうございます☺️頑張ります!!! (2023年3月4日 17時) (レス) id: 90278faf3f (このIDを非表示/違反報告)
ななもち - シーズン2ありがとうございます!いつも楽しく読ませていただいてます。更新これからも頑張ってください! (2023年3月2日 21時) (レス) @page32 id: 642ec90a16 (このIDを非表示/違反報告)
りのの(プロフ) - たなたなたなさん» ただいまです!いつも優しいコメントありがとうございます!おかげで頑張れます😊 (2023年2月5日 17時) (レス) id: 90278faf3f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りのの x他1人 | 作成日時:2022年10月26日 20時

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