１０５話 ページ23
木原家
『ただいまー！』
翔「おう、お帰り！…あれ、要はどうした？一緒じゃないのか？」
『なんかさゆちゃんに用があるとかで…』
少しムスッとした表情でAが言うと、いつかの仕返しか翔がニヤニヤしてみていた
翔「ふーん…まぁ、妬くなよ！」
『？別に何も焼いてないけど？何言ってんの？』
翔「こっちの話ー！…あ！そうだ！」
『なに？』
翔「俺、この後、サークルの集まりあるから帰り遅くなるって紡に言っといてくれ！」
『サークル？って、ちさきは？』
翔「試験がちけーから勉強してくって、晩飯は用意してあるから」
『わかった…』
翔「じゃあ、後はよろしくなー！」
『はいはい！いってらっしゃい！』
翔を見送ったその数分後に要が帰ってきた
要「ただいま…あ、翔どうしたの？さっき出てってたのみかけてけど…」
『サークルの集まりだって〜！ちなみにちさきは勉強して遅くなるって…紡はわかんないけど夕飯までには帰ってくるんじゃない？』
要「そっか…」
『さゆちゃん…』
要「ん？」
『さゆちゃんに会ったんでしょ？どうだった？』
要「うーん…同い年の女の子になって変わったかな？」
『まぁ、５年もたってたからね〜…』
苦笑いしていたAは、少し悲しそうな顔をした
要「A？」
『要はさっき、光が変わったって言ってたよね』
要「うん」
『私は？』
要「え？」
『私も変わった？』
要「…うん、ちょっと変わったよ…綺麗になったよ」
そう言われるとAは少し赤い顔をした
『え！？要！？』
要「ほら…いつもだったらこういうこと言ってもそんなに顔を赤くしないのに、今は少し赤いよ」
『要…バカにしてる？』
クスクス笑いながら言っていた要が、急に真剣な顔になった
要「…でも、変わらないところもある」
『え？』
要「翔と言い合いするととか…全然変わってなかった」
『要…』
要「ずっと、僕が好きな変わらないAだよ…」
要はそう言ってAの髪の一部を手に取った
『な…！！』
真っ赤になったAは、波中の時の事を思い出した
(そうだ…私、あの時…要に…)
シーンしているときに玄関が突然開いた
紡「A、ちさき、翔、要！！」
『わぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！』
要と離れて絶妙な距離で真っ赤な顔をしたAに紡は不思議にしていた
紡「…？どうした？」
『な！なんでもない！？それより紡どうしたの！？』
紡「あぁ…実は汐鹿生に、帰れるかもしれないんだ」
要「『え？』」
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なずさ(プロフ) - 美貴さん» ありがとうございます！！本当に応援の言葉が励みになります(´;ω;｀)最終章までお付き合いいただけたら嬉しいです！ (2020年12月8日 20時) (
レス) id: a5647d47c0 (このIDを非表示/違反報告)
美貴(プロフ) - ヤバイ！展開が超気になります！これからどのような展開になるか考えただけでワクワクが止まりません！無理はせずに自分のペースで更新をしてください！！頑張って下さい！応援してます！ (2020年12月7日 22時) (レス) id: a16bbe48e9 (このIDを非表示/違反報告)
なずさ(プロフ) - 美貴さん» わぁ！ありがとうございます(´;ω;｀)本当に嬉しいです！ (2020年12月6日 17時) (レス) id: a5647d47c0 (このIDを非表示/違反報告)
美貴(プロフ) - 更新楽しみに待ってました！また一気に読んでしまいました！これからの展開がとても気になります！ (2020年12月5日 17時) (レス) id: a16bbe48e9 (このIDを非表示/違反報告)
なずさ(プロフ) - むあさん» 消しませんよ！完結までちゃんと書きます！ (2020年12月5日 16時) (レス) id: a5647d47c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なずさ | 作成日時：2020年6月7日 21時
