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さっきの出来事で
何やら思うことがあるのか…
一虎は圭介と私にしか聞こえない声で ポツリ と呟いた…
一「みんなヌルいんだよなぁ〜
あんな奴らヤっちまいやいいのに」
場「だよな〜」
貴『マイキーもドラケンとつるんでからは
随分と丸くなったからな』
一「ハハッ!
オレなら問答無用でタコ殴りだよ」
その後はこれと言った会話は無く、
みんなは黙々とバイクを走らせたが…
マイキーが突然声を発した…
マイキー「あれ?」
ドラケン「どーしたん?」
マイキー「ガス欠みたい」
マイキーの放った言葉に驚きが隠せないみんな…
場「ウソだろ!?」
一「あんだけ遠出するって言ったのに?」
パー「マジで計画性がねーな、マイキー」
三「ガススタ行って来いよ」
ドラケン「オレら海行ってっから」
そんなみんなを余所に、
マイキーは顎に手を当て “ わざとらしい ” 声を発した…
マイキー「あれ〜?これは一大事だな〜…
これは東卍の一大事だ!!」
場「は?」
一「いやいやいや!それはマイキー1人の…」
マイキー「オレ1人の問題じゃねー!!
…つまり、ガススタに行く奴は……」
三「まさか、マイキー」
ドラケン「出たよ…」
マイキー「ジャンケンで決めよう!!」
全「やっぱり!!」Σ(゚ロ゚;)
明らかにマイキーのせいなのに
ガススタに行く奴をジャンケンで決める事に
不満を抱くみんなは「理不尽だ!」と言って怒った…
貴『マイキー、私がガススタに行ってやるよ』
一「え?」
ドラケン「Aが?」
場「お前、バイクに乗れんのか?」
貴『てめぇ、ナメてんのか。
原チャには乗れるっつーの!』(・-・ꐦ)カチンッ
そー言って圭介にキレてると、
マイキーが話しかけてきた…
マイキー「なんでAが行くの?」
貴『仮にジャンケンで決めたとして…
私以外の奴がガススタに行くってなったら、
そいつが乗ってた単車はどーすんだよ』
全「あ…」
貴『私は原チャには乗れっけど、
単車には乗れねぇからな?
それに私は海に着いても泳がねぇから、
私が行く方が一石二鳥だろ』
マイキー「なるほど!
そーいう事なら宜しく頼むわ」
貴『あ、金は後から請求するからな』
マイキー「えぇ〜…」
貴『これはお前のバイクだろ!!』
私はそう言いながら原チャを受け取ると、
ガススタを目指して来た道を戻ったのだった…
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りんりん - 面白いです!! 続き待ってます! (2022年8月17日 2時) (レス) @page28 id: b69c396b13 (このIDを非表示/違反報告)
シーナ(プロフ) - Sさん» コメントありがとうございますm(*_ _)m…更新が遅くてすみません(--;)細かく書きすぎて中々話が纏まらず、ホントに申し訳ないです(._."ll)…チマチマと地道に頑張りますので、これからもよろしくお願い致します(*^^*) (2022年2月17日 12時) (レス) id: c57912c848 (このIDを非表示/違反報告)
S - 初コメ失礼します!遅いですが、続編おめでとうございます!ゼニガメさんのペースで更新頑張ってください!応援してます! (2022年2月16日 19時) (レス) @page5 id: 007d857ef0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゼニガメ | 作成日時:2022年2月3日 4時