08【Ki】 ページ8
.
今日のプレゼンは上手くいった。やっぱ入念にプラン練っておいて正解だったわ。おかげで定時に上がらせてもらえたから今日は寄り道せずに真っ直ぐ家に帰ろう。早く三つ子ちゃん達に癒やされたいし渉にプレゼンの事も聞いてもらいたいしなー。
会社から三十分ほど車を走らせ帰路につくと、玄関先からドタバタと足音が聞こえてきた。ドアを開けたらたかちゃんが勢い良く抱き着いてきたからもうこの一瞬で今日一日の疲れも吹っ飛んでったよね。
「ミツ!おかえりなさい!」
「たかちゃんただいま。いい子にしてた?」
「いいこしてた!おれえらい?」
「うん、えらいえらい。よしよし。」
ふわふわの髪を撫でてあげたら心地良さそうにすりすりしてくる。はあぁぁかわいい。何だこれ天使かよ最高かよ。…てかいつの間に居たのか後ろでけんちゃんが凄い形相でたかちゃんの事見てるけど大丈夫そ?もうちょっとこのままでもいいけどそろそろけんちゃんが泣いちゃいそうだから、ゆっくりと身体を離せばちょっと寂しそうなたかちゃん。
とりあえずたかちゃんとけんちゃんを連れてリビングに行ったら、テーブルの上には渉特製の手料理がずらりと並べられている。ゆうちゃんと俊哉は一緒にテレビゲームしてる。あの二人もほんっと仲良いよなあ。
「ミツおつかれさま。今日はミツが好きなハンバーグとスパゲティ作ったよ。サラダもあるから沢山食べてね。」
「うまそー!!やっぱさすが料理研究家なだけあるね。」
「そういうの言われたら照れるから…心に閉まっといて…」
「はいはーい。」
その後渉にプレゼンの話聞いてもらったら自分の事のように喜んでくれた。それで調子乗っちゃってご飯三杯はおかわりしたよね。
.
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←07【S】
65人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みやたま | 作成日時:2021年10月26日 23時