ずるい 78 ページ31
私は竜胆に飛びついた。
「あ、竜胆さん、」
「てめぇーらヅラかるぞ。」
男たちは竜胆を見るなり逃げ出した。
竜胆、あんた嫌われてんの？
大丈夫？悩みない？
心配そうに私は竜胆を見ると竜胆は顔を赤くしながら「んだよ。」と呟いた。
『私がいるじゃん。。』
「は？」
不思議そうな顔をしながら私の方を見ると竜胆は私の手を引いてエレベーターの方に向かった。
「なぁ。今日。兄貴夜までかえってこないんだけど。」
『前もそれで騙された。』
「あれは兄貴に嵌められたんだよ。たまたま。」
竜胆は私の手にするりと手を絡ませると恋人繋ぎにしてニギニギとし始めた。
え。かわいい。
なにこのばぶちゃん
じとりと竜胆の方を見ると「たまには。」って聞こえるか聞こえないかの声量で呟いててうちの竜胆がめちゃくちゃ可愛すぎた。
エレベーターが止まって竜胆が開けるボタンを押しててくれて先出ていいよって言ってくれたのでお言葉に甘えて先に出ることにした。
『竜胆ーーー。。今日なんもお菓子買ってきてない！』
「あーー。俺ん家にあるやつ食おーぜ」
部屋のドアをガチャりと開けるといい匂いがふわっと玄関から広がる。
いい匂いすぎて同じ匂いのヤツ置きたい。
「先俺の部屋行ってて。」
『はーーい。』
竜胆は着替えてくるってゆって洗面所の方に行ってしまって私は竜胆の部屋でぽつん、とひとりで座って待っていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1239人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふらんそわ。 - 竜胆の「ごめん」ってもしかして…少年院に入ったからかな…… (2022年1月4日 13時) (
レス) @page41 id: a9062ff2f5 (このIDを非表示/違反報告)
あいりん - 続きがきになるるるるるるるるる文才すぎます💓 (2021年10月24日 1時) (レス) @page41 id: 86690bee99 (このIDを非表示/違反報告)
んなぁぴゃんぴゃん(プロフ) - なるさん» ありがとうございます🥺🥺 (2021年10月23日 20時) (レス) id: 809276b97e (このIDを非表示/違反報告)
んなぁぴゃんぴゃん(プロフ) - えすさん» ありがとうございます🥺🥺 (2021年10月23日 20時) (レス) @page41 id: 809276b97e (このIDを非表示/違反報告)
えす - 最高です！体調には十分に気を付けて、頑張ってくださいね。ずっと楽しみに待ってま！ (2021年10月23日 17時) (レス) @page39 id: 0399a00034 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：んなぁぴゃんぴゃん | 作成日時：2021年9月25日 0時
