見えちゃう系女子の日常

年下は可愛い ページ21

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宇佐美side


「ちょっととりまる。後輩がこんなに可愛いなんて聞いてない。」

烏「こうなると思ってたから言ってない」

「私が年下好きなの知ってるくせに！」

烏「後輩を危険に晒す訳にはいかないからな。」

「いや襲わないよ。」

烏「じゃあ修から離れろ。」

「断固拒否」

言い争いしながら修くんにひっついてるAちゃんを力ずくでひっぺがそうとするとりまるくん。

無表情で普段は感情がわかりにくい彼はAちゃんのことになるとものすごくわかりやすくなる。
現に今はやきもちをやいていてすごく不機嫌そう。

修くんもそれに気づいたのかさっきまで赤かった顔を青くしている。
まあAちゃんは全く気づいてなさそうだけど。


「あの、A先輩....離してください。」

「ごめんなさい。痛かった？私力強いから....」

「いえ....あの.....」

とりまるくんがやきもちやいて怒ってるからなんて言えるわけないよね。

宇「Aちゃん忍田さんに呼ばれてるんじゃなかったっけ？」

「そうだった！
戻ったら洗うのでお皿とかそのまま置いといてください。
ちょっと行ってきます。」






いってらっしゃい





烏「.....修、今から稽古しようか」

三「え、あの、烏丸先輩。」

木「やめろ京介」


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