見えちゃう系女子の日常

戦いの前に ページ20

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「こんばんはー！カレーうどんの宅配でーす！」
烏「ただいまー」

木「おかえりー.........ってカレーうどんなのか？」

「カレー足りなさそうだったので。
もしかしてご飯炊いちゃいましたか？」

木「今からやろうとしてたから大丈夫だ」

「よかったー。じゃあ今から作るのでキッチンお借りしますね。」

木「ああ自由に使ってくれ。なにか手伝おうか？」

烏「いえ、今日は俺が手伝います」

私とレイジさんの間にずいっと入ってきたエプロン姿のもさもさ。
目的はおそらくとんかつのつまみ食いだろう。

「味見はいいけどつまみ食いはだめ。」

烏「......」

「うっ......そんな可愛い顔してもだめ.......」

こいつ....自分の顔がいいのわかっててやってやがる.....
しかしそんな毎日見てるものに負ける私ではない
そのまま作業に入るととりまるも無言で作業を始めた
サラダを作っている今も依然として目線がずっとこちらに向いているが。



「......危ないからちゃんと見てやって

ほらこれ味見。」

烏「.....美味しい。」


とんかつを一切れ口に入れてあげると嬉しそうにしていた。

弟がいたらこんな感じなのかな.....

陽「Aちゃん俺も！俺も！」

「1個だけだよ。はい。」

陽「ﾓｸﾞﾓｸﾞ...たしかなまんぞく。」

「あはは、ありがとう。」

林「......なんかお前ら新婚夫婦みたいだな」

ガシャン!!!





いつから居たんですか







小「あーもーせっかくいい感じだったのになんで言っちゃうのよ！」←なんか撮ってる

「林藤さんはとんかつなし決定。
そして小南先輩は今すぐそのカメラを渡さないとデザートなしです。」

「「すいませんでした。」」

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