はーち ページ9
大寿「…あ゛??」
大寿はバイクから降りAを上から睨みつける
A「私のせいで怒ってるのもイライラしてるのも分かるよ、でも今帰っても周りに当たり散らかすでしょ?」
大寿「……」
A「今回は私が悪いし体を張って大寿君を止める…
あと、私大寿君に睨まれても怖くないよ」
Aは大寿の目を見て言い切る
大寿はAをじっと見つめたあと大きいため息を吐いた
大寿「…おめぇくらいだぞ俺の言う事聞かねぇの」
A「私は皆みたく大寿君に屈しないし怖がんないよ笑
お腹空いたから何か食べよ!」
………そこからAはいろんな手を尽くして大寿の機嫌を取り戻した
先程までのキレ顔とは違いすんっとしてる顔をしつつも一緒に笑ってくれたり買う物の意見を言い合ったりと楽しく過ごせた
夜ご飯も食べ終え大寿のバイクに乗り帰宅した
柚葉達にお土産と自身のコップ等を食器棚に入れ自身の家へ帰った
軽く家の掃除をしお風呂に入りのんびり勉強をしてると携帯が鳴った
サクちゃん『俺だ、例の奴ら捕まえた』
今日絡んできた奴らを捕まえたとの連絡だ
A「仕事早いね〜サクちゃん達の好きなようにしていいよ」
サクちゃん『了解…そういやさ聞きたい事あったんだけど』
A「ん?なに?」
サクちゃん『柴大寿って総長と付き合ってんの?』
A「えっ!?え、あ、な、なんで?」
サクちゃん『今日一緒に楽しそうに歩ってんの見たから』
Aはははっ…と笑い柴大寿が中学1年の頃から家が隣な事めちゃくちゃ仲良いこと付き合ってはない事を説明したサクちゃんはふーんとかへーと少し楽しそうに応える
ぶっちゃけ好きなの?笑と言われ返答に困った
正直な話をすれば男子として1番気になってる人物だ
自分の為に毎日登校一緒にしてくれるし喜怒哀楽見せてくれるし甘えてくれるし優しい…等まだ理由はあるが簡単に言えばほの字
サクちゃん『すっげぇ悩むっつー事は好きなんだな?笑
そっか〜総長にも春が来ちまったか〜笑』
A「…誰にも言わないでよ…」
サクちゃん『めんこいな笑ま、俺は応援するぞ俺よりも強ければな他二人も絶対同じ事言うぞ笑』
A「でた、お父さんブラザーズ笑」
わいわい色んな話で盛り上がり深夜を回った頃に電話を切り布団へ入った
そして朝になりいつものルーティンを済ませ行ってきますと玄関を出る
ちょうど同じタイミングで隣からも扉が開く音がした
A「大寿君おはよう」
大寿「ん、はよ」
そしていつものように学校まで送ってもらい教室へと向かった
152人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (4月8日 21時) (レス) @page19 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
Vrjmパピー(>ᴗ<)! - 最高です(´;ω;`)神作品をありがとうございます!!!!!! (2023年3月31日 0時) (レス) @page19 id: f86f2525a3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:たぬき | 作成日時:2023年2月18日 9時