吸血鬼によく似た彼女は暗殺教室の裏切り者にされるが……

11 エリス嬢 ページ13

貴｢エリス嬢､またかいてきてくれたのですか？｣

エ｢えぇ！Aに見せたくてまたかいてきたの！｣

貴｢ありがとうございます！エリス嬢､今度は私じゃなくて中也を描いてみたらどうでしょう？｣

エ｢チュウヤを？Aが言うなら描くわ！｣

貴｢わかりました｡中也〜！ちょっと来て〜！｣

中｢Aどうかしたか？エリス嬢も｣

貴｢エリス嬢が中也の絵を描いてくれるって！よかったね！中也！｣

中｢わかった､とりあえずここに座っときゃいいだろ｣

エ｢ありがとうね､チュウヤ｣

10分後

エ｢できたわ！｣

貴｢どんな絵が描けました？｣

エ｢なんか､チュウヤのことを描くのが飽きちゃってAのことを描いてたわ！｣

中｢俺がいる意味あったのか？｣

貴｢まぁまぁ､エリス嬢｡3人で遊びに行きますか？｣

エ｢行きたいわ！リンタロウ無しで！｣

貴｢わかりました｡中也､首領にお願いね〜｡｣

中｢はいはい､言ってきますよ｡｣

貴｢あ､言い終わったら来てよ｡E組に行くから｣

中｢もう行くのか！？｣

貴｢えぇ､殺せんせーに会いに行くだけだけど｣

エ｢Aの任務先に出かけるの？｣

貴｢その後にクレープでも食べに行きましょう｣

エ｢うん！｣

その後……

中｢首領､エリス嬢がAと一緒にE組へと出かけました｡私もこれから行く予定です｣

森｢え？エリスちゃんいないの？｣

中｢はい｣

森｢……私も行く！！エリスちゃーーん！！｣

中｢首領！ちょっと､エリス嬢は首領は来ないでとって行っちゃったか｣

E組

エ｢ここがA達が行っている場所なのね！｣

貴｢はい､ちょうど殺せんせーというタコに会いに行くので行きましょう｣

エ｢A達の担任の先生ってタコなの！？｣

貴｢はい､タコです｡｣

エ｢へぇ〜すごいところなのね〜！｣

森｢エ〜リスちゃ〜ん！！｣

エ｢え？！リンタロウ！？｣

森｢エリスちゃん､Aちゃんと行くなら私も誘ってよ〜！｣

エ｢いやよ！私はAと行きたかったの！あと､チュウヤ｣

貴｢中也のおまけ感がすごいわね｣

中｢エリス嬢の俺の扱い方が雑な気がしてきた｣

貴｢あ､中也だ｡首領を説得させるの失敗しちゃった？｣

中｢いや､話の途中で首領が飛び出して行った｣

貴｢えぇ〜……中也､最近ごめんね｡あまり構ってあげれなくて｣

中｢いや､気にしてねぇよ｡でも､帰ったらエリス嬢じゃなくて俺に構えよな｣

貴｢まぁ､いいわよ中也｡｣

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