けっぺきしょう【名探偵コナン】

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｢お待たせしました｣




しばらくすると男性店員が頼んだハムサンドとアイスティーを持ってきた




ハムサンドは食べやすいサイズにカットされており店員の気遣いが伺える





ハムサンドを1口食べると口の中でパン、ハム、ドレッシングの調和がうまく取れていて、話題になるのもうなずける





相変わらず背中には鋭い視線が刺さるが


ハムサンドの美味しさであまり気にならなかった




































ハムサンドも食べ終わり、一息ついたところで携帯が鳴る



確認してみると私の曲を使用予定の会社の私の対応担当の人だった




流石に店の中で店員さんに声をかけて外で出ることにした



｢はい｣


『鈴木です
こんにちはcielさん

お忙しい中申し訳ございません




今回送っていただいた楽曲の事なんですが

"ジン"を送っていただいたと思うんですけど


上層部が"ウォッカ"の方があってると言うのですが…』




｢資料を送った時にも言いましたけど、

今回の依頼内容だと"ウォッカ"より"ジン"の方があってるんです


"ジン"を使ってください

その方があなた達の成功率が上がりますよ


それとも、私の意見が間違ってたことありましたか？｣



『いえいえ！！


前回の時もcielさんの言っていた曲を使わさせていただいたおかげで我が商品も大ヒット致しましたので…


では、これで失礼致します！』



電話が終わり、いくつかメールの返信をした


ポアロに戻ると


ボックス席に座っていた眼鏡をかけた男の子と
男性店員が睨みつけるようにこちらを見ていた

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