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｢…………は？｣
長い沈黙のなかで宮越さんは絞り出したように言った
｢ち、ちょっと待ってください！
私には動機はありません！｣
毛利探偵に詰め寄るように訴える宮越さん
｢第一、女性が男性を締め殺せるわけないじゃないですか!!｣
｢その前提が間違っているんですよ｣
｢え？｣
興奮気味の宮越さんが固まった
ここぞとばかりに推理を語る毛利探偵
｢"地蔵背負い"はご存じですか？
女性でも片手で自分と同等の体格の人までなら締め殺せる絞勁のやり方です
だから、場合によっては男性だけでなく女性でも簡単に締め殺せるわけですよ
ところで、高木｣
｢はい！｣
｢頼んであったこと調べてくれたか｣
｢勿論です！
古川さん位の体格であれば、毛利さんが仰った方法をとって古川さんが激しく暴れない限り、誰でも出来るそうです｣
警察学校の体術の教官に聞いたと付け加えて言った
宮越さんは焦ったように口にする
｢じゃあ、証拠は!?
私が犯人だっていう証拠はあるんでしょうね！｣
｢はい、あります
コナン｣
｢はーい｣
あると言いきった言葉に固まる宮越さんに坊やが近づく
｢はい、これ｣
と言い、ハンカチで包ながらロープを出てきた
それを見た瞬間、宮越さんの目は大きく開かれた
｢どうして……それを｣
｢宮越さんのカバンの中に入ってたよー？｣
｢っ……｣
固まる宮越さんと動き出す警察
｢どういうことですか、宮越さん｣
｢私は……知らない…｣
｢警部殿、宮越さんの両手の掌を見てください｣
視線が宮越さんの掌に集まる
そこは赤くなっていて所々皮が剥がれているように見える
｢それが、宮越さんの古川さん殺害の決定的な証拠です
ロープから宮越さんのDNAが検出されれば確実なものになるでしょう｣
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夜宵 - 好き！！！！！！！！！です！！！！！！！！！！！！ (2021年12月14日 11時) (
レス) @page50 id: 906b8ab263 (このIDを非表示/違反報告)
眠夢_(プロフ) - すぅっっっっっっはぁぁぁぁぁぁあああ！！！！すき。 できればまた更新してくれると嬉しいです、、 (2021年10月21日 23時) (レス) @page50 id: 7e61cd56ff (このIDを非表示/違反報告)
白兎(プロフ) - 1章完結、おめでとうございます！2年程前から読ませて頂いておりました。長い間、とても素晴らしい作品を更新して下さりありがとうございます、2章も楽しみにしています！作者様のペースで更新、頑張って下さい。陰ながら応援させて頂きます。 (2020年11月12日 0時) (レス) id: b91d000f71 (このIDを非表示/違反報告)
あるは(プロフ) - 1章完結おめでとうございます。2年以上前から読まさせて頂いていたので、嬉しいような寂しいような気持ちになってしまいました。お疲れ様でした、2章も楽しみにしております。 (2020年11月8日 17時) (レス) id: 57423162de (このIDを非表示/違反報告)
(´・ω・`) - このお話大好きです！できれば警察学校組救済してほしいです。そしてその人たちと絡ませてほしいです！ (2020年11月8日 16時) (レス) id: 8cd34875f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲奈 | 作成日時：2018年3月8日 14時
