目立つ君と地味な僕〈ありやま〉2

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高木「ここだよ？」









山田「お邪魔します･･･」









黒と白で統一された家具。









高木「今、タオル持ってくるね？」









山田「あ、ありがとうございます」









？「高木ー？誰か来たの？」









高木「行く場所なくて困ってた犬を連れてきたよ」









い、犬･･･？俺の事？高木くんをちらっとみるといたずらっ子みたいな顔でニヤニヤ笑っていた









〈ガチャ









？「い･･･ぬ、じゃないじゃん！･･･それにしてもイケメン



･･･ん？この子大ちゃんの彼女さんじゃない？」









高木「あ、山田くん。この子伊野尾くんっていって有岡くんのバイト先にいた子。



･･･俺もバイトしてたんだけど有岡くんずーっと山田くんの話してるもんだからさ、




休憩時間に写真見せてきたり･･･まいったよ」









伊野尾「凄かったよね〜。あの時の大ちゃん･･･






･･･ここにいるってことは大ちゃんから高木にしたの？」









山田･ 高木「はぁ！？」









伊野尾くんはからかって言ったわけではなかったみたい。



真顔だったもん









高木「はい。･･･シャワー浴びる？」









山田「いやでも、」









伊野尾「入ってくれば？」









山田「じゃあ･･･お言葉に甘えて」









暖かいシャワーを浴びて冷たい体も温められた









高木「山田くん、服置いとくね？」









洗面所に突然聞こえた声に俺は驚いたけどお礼だけ一応言った。





ーーーーーーー




〈〜♪







高木「伊野尾くんの携帯？」









伊野尾「いや･･･あ、山田くんのかな？誰からかな〜･･･あ、大ちゃんからだ」









この時、リビングに置いてあった俺の携帯がうるさく鳴っているのには気づかなかった








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山田くんと高木くんの話が長くなりましたね･･･ごめんなさい。

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