【DEATHNOTE】名探偵と殺人鬼と俳優【男主】2

77冊目 ページ31

「そういえばL、Aはどうしたんだ？」






監 禁を解かれ、月とミサは新しい捜査本部だという場所に向かってる途中、旧捜査本部に居なかった(名前、の事を尋ねた。






「今向かっているのはAの部屋なので、着けば会えます」


「え？Aってだれだれ？」






何も知らないミサ、月の顔を覗き込みながら不思議そうな顔をする。







「ミサさんは知ってるんじゃないですか？
真田尊という人ですよ」


「え？真田尊ってあの！？
月そんな人と知り合いなの！？」


「幼馴染…なんだよ」





その言葉にチラッとLは月を見たが、特に何も言わなかった。







「確かに月の部屋、真田尊のポスターとか雑誌とかあった！！
…あれ？でも何でそんな人がここに居るの？


「元々Aはキラ容疑でここに来たのですが、今は捜査を手伝ってもらってます」


「演技もできてかっこよくて頭もいいの！？完璧すぎ！！
あっ、でも、私のタイプは月だけだから安心してね」






ギュッと腕に抱きつかれたが、今月はそんな事を気にしている余裕は無かった。

何故なら、Aに自分から告白したというのに、複数の女性と関係を持っている事を知られたから。

今の月は、何故自分がそんな行動をしたのかもよく覚えて居ないが、Aを怒らせたのは確か。




そんなAと、どうやって仲直りするか。

それしか頭に無いのだ。

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