炭治郎の温もり ページ23
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「失礼します。義勇さーん!!Aを迎えにきました!!」
翌朝、炭治郎が迎えにきてくれて善逸達と合流すべく歩いていく。
「またAを守れなかったな。」
そう言って炭治郎が眉毛を下げて笑う。
「俺たち、いつもAを守れないだろう?苦しいんだ。力不足も感じるし、何より…Aがいないのは胸が苦しい。」
「そんなことない!私の注意不足が原因だし、柱の皆様最近は本部に連れてったりするんじゃなくてお散歩したり双六したりしていただけなの。だから心配しないで!それに私は炭治郎達がそばにいてくれるだけで落ち着くよ。助けられてるよ。」
私は炭治郎の手を握ってそう言う。炭治郎は目を見開いた後、ふわっと笑う。
「Aは温かくて優しいな。Aの言葉にいつも俺は励まされてる、ありがとう。」
炭治郎があまりにも優しい笑顔でそう言うもんだから、硬直してしまった。
私は炭治郎のその笑顔が好きで、守りたくて。
___私は思わず炭治郎を抱きしめた。
「ヒェッ!?Aっ!?ど、どうしたんだっ!?」
「ごめん、なんかつい抱きしめたくなって…もう少しこのままでもいい?」
「…俺も、もう少しこのままでいたい。」
炭治郎の熱が私にも伝染してとても暑い。
だけどその暑さがとても心地よい。
しばらくして、手を緩める。
お互いの顔が見えるのは恥ずかしい。炭治郎の顔も真っ赤だし、私の顔も真っ赤だろう。
それから何事もなかったかのように歩みを始める。炭治郎は鼻がいいから私がいかに恥ずかしいって思ってるかバレてるんだろうな。
「イチャついている所悪いが、(人1)を借りるぞ。」
なんて、2人の時間もすぐに終わって気づいたら後ろには蛇柱様がいた。
炭治郎は咄嗟に私の腕を掴んで、蛇柱様と2人につかまれてる状態になった。
「絶対にAは渡さない!」
「…離せ。」
「離さない!」
2人ともバチバチしながらそう言い合う。
「俺はただ、(人1)と食事がしたいだけだ。お前が思ってるような変なことはしない。」
伊黒さんがそう言って2人の冷戦はとりあえず停戦となる。でも炭治郎は「俺も行きます!」って言って結局3人でいくことになった。
「Aは美味しそうに食べるなぁ!これも食べていいぞ!」
「ありがとう!」
「…俺のも食べて良いぞ。」
「ありがとうございます!」
って、2人ともめっちゃ私のお皿に乗せてくれる。
あ、私太るやつじゃん。
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Nami☆ - 面白かったです!冨岡さん推しなので、冨岡さんルートあって良かった!😄 (3月18日 9時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - ヤルネコさん» すみません汗!アンケートの結果5人のオチを書いて終わると言うことになりましたので、他のルートを書く予定はございません。本当にごめんなさい! (2020年4月8日 20時) (レス) id: 2ea5b93c28 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - ヤルネコさん» すみません汗!アンケートの結果5人のオチを書いて終わると言うことになりましたので、他のルートを書く予定はございません。本当にごめんなさい! (2020年4月8日 20時) (レス) id: 2ea5b93c28 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - トモさん» ありがとうございます!そう言っていただけるとかいてよかったなって心から思えます、ありがとうございます!!義勇さんに!嬉しいです!善逸のまで読んでくださるんですね汗本当に感謝でいっぱいです。これからもよろしくお願いします! (2020年4月8日 20時) (レス) id: 2ea5b93c28 (このIDを非表示/違反報告)
ヤルネコ - 他のルートも、ぜひお願いします! (2020年4月8日 15時) (レス) id: ad493a3440 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぬん | 作者ホームページ:http://urana
作成日時:2020年3月23日 14時