第18話「たけのこVSきのこ」 ページ21
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「第四次たけのこVSきのこ戦争を始めます!!」
「気をつけ、お願いします!」
「お願いします!!」
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第18話「たけのこVSきのこ」
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私たちはシーズンに1度、不定期にこの戦争を行う。きっかけはというと、私が仕事を始めたての頃にプレゼンをすることになってそれに慣れるためのプレゼン大会を始めた。それの内容が「たけのこの里のよさ」と言うことで、善逸が「きのこの山の良さ」そして炭治郎にどちらの方が良いか決めてもらうと言うものをやっていた。
今年の春は炭治郎はたけのこの里にし、夏はきのこの山、秋もきのこの山、そして今回。絶対に負けるわけにはいけない。なぜならたけのこの里VSきのこの山のプレゼンは今回で最後だからだ。
「じゃあまず善逸のプレゼンから聞こうか。」
「はい。俺は今回今までまとめてきたきのこの山の魅力を端的にまとめてきました。」
善逸は例え話とかがうまくて、どんどん話に引き込まれる。しかし怯んではならない、自分が引き出した良さを相手に伝えれば良いのだ。
「なるほど!いいね、じゃあ次Aのプレゼンを聞こう。」
「はい。私はズバリ!科学的視点から見るたけのこの里のよさについてまとめてきました。」
パワーポイントと説明の合わせは完璧にしてきた。今までの反省を生かした内容になっていると思う。
そして全て話し終えたあと炭治郎は少し悩んで「よし。」と言った。
私と善逸には緊張感が走っている。
「そうだね、じゃあ今回は…」
「たけのこの里の、勝利ということで!」
「よっしゃあ!!!!!!」
「わぁぁぁん!!!まけたぁぁ!!」
本当に嬉しかった。そしてだんだん自分のプレゼンを自信を持って発表できるようになっていったのだ。
「2人とも春に比べてもっともっと伝わるようになってるし凄いぞ!本当にどっちも良くてどっちがいいか迷ったんだ。2人ともプレゼンはもう大丈夫だよ!」
そして最後善逸と握手を交わす。この時は良きライバルだったからだ。
「じゃあ来年はポテトチップスの味で勝負しようか。」
「よし!!!」
この機会がなかったらきっと今取れている仕事も取れていなかったし、これをやってみよう!と言ってくれた炭治郎にも感謝だ。
次の仕事でのプレゼンがうまくいきますように、そう願いながらたけのこの里を1つ食べた。
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セシルン(プロフ) - この作品も好きなんですが極悪犯の方も好きでまた読みたくて気づいたらパスワード掛かっていたのでパスワード教えてほしいです!お願いします! (2021年7月22日 1時) (レス) id: 23bae16f03 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - 豆大福さん» 皆様のおかげで無事完結することができました!ほのぼのとしていただけたのなら幸いです!そしてこちらこそ素晴らしいコメントありがとうございます!これからも頑張りますので何卒よろしくお願いいたします! (2020年3月21日 9時) (レス) id: 2ea5b93c28 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - ふぇりさん» ほのぼのとしていただけたのなら幸いです!!こちらこそ素晴らしいコメントありがとうございます!!!これからも頑張りますので、何卒よろしくお願い致します! (2020年3月21日 9時) (レス) id: 2ea5b93c28 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - なはやんさん» ありがとうございます!!無事完結できましたのも皆様の応援のおかげでございます!!こちらこそ素晴らしいコメントありがとうございます!!これからも頑張りますので、何卒よろしくお願い致します! (2020年3月21日 9時) (レス) id: 2ea5b93c28 (このIDを非表示/違反報告)
豆大福 - 完結おめでとうございます!見ていてほのぼのしていました!これからも応援してます! (2020年3月21日 8時) (レス) id: eb8684d377 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぬん | 作者ホームページ:http://urana
作成日時:2020年3月13日 0時