幼馴染が過保護すぎる【鬼滅の刃】

第16話「勘違いはやめて」 ページ18

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「子供って可愛いよね！」

「ヒェ！！？？？？？？」
「ブハッッッ！！！！」


「…は？」


善逸は持っていたコップ落とすし、炭治郎は飲んでいたお茶を吐いた。

そして私の方を見て顔を赤くしてこう言った。


「マジ？」


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第16話「勘違いはやめて」



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私の通勤路には公園がある。今日は定時で帰れたため、公園で遊ぶ子供たちの姿が見えたがとても可愛らしかった。その話をしたくてさっきの言葉を言ったのに彼らは何故か慌て出した。


そして今は何故だか真剣な顔でこちらを見てくる。


「A、それをいうということはつまりそういう事だよね…はぁっ、ついに俺もAも卒業か…。」
「何を言ってんの？」
「俺どうせなら子供たくさん欲しい。どうだ？A。」
「どうだ？じゃねえよ私に言うな。」


善逸も炭治郎も何だかソワソワし始めて大層気持ち悪い。やめてくれ、本当に。



「あのさ！私ただ「子供って可愛い」って言う話をしたかっただけなの！何でそんな変な方向に持ってくわけ！？」

「あれ？Aさっき「私子供欲しいから善逸今日どう？」って言ってなかったっけ？」
「違うぞ！善逸！「炭治郎と私の子供って絶対可愛いよね。だから今日どう？」と言っていたぞ！」
「マジでこいつら耳も頭もおかしいんだ…。」


何だ2人とも今日どう？って。本当に頭がおかしいと思います。


「まぁAがいくら誘ってきても俺は耐えるぞ！何てったって長男だからな！」
「何で誘った風に言うの！？勝手にソワソワし出したの炭治郎じゃん！？」
「俺は耐えれないかも〜！」
「耐えろよ！てかまず誘ってないしね！！今後もありえないしね！！」


ツッコミってこんなに大変だったっけ？
何でこんなにも馬鹿なんだろう。呆れ通り越して悲しくなってくるんだけど。



「まあ、多分大丈夫！俺はAのことそう言う対象で見てないから！」
「それは知ってるけどさ…」
「だってAにはまだ色気がないからね！」


ニカッて笑う善逸には殺気が湧いた。



「私だってその気になれば色気ぐらい、ね！」
そう言って髪の毛を手でヒラっとなびかせる。



「可愛いなぁ〜A〜！んふふっ！」
「可愛いぞ！A！」


「…ふざけんなぁぁぁ！！！」


2人して頭撫でてくるし、本当に最悪だ。
…いつか大人の色気を出せるようになるから！その時は覚えとけよ！



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