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「はーい、どうぞ〜」
玄関を開けて中へ促してくれる
ここまで来るのに途中でスーパーに寄ってあーでもないこーでもないなんて言いながら買い物をした
『お邪魔、します』
「散らかってる、かも…笑」
室内に入ってみるとシンプルで意外と綺麗に整えられている部屋
チャラチャラしたイメージが無くなるくらい
「ご飯作ろ？」
『はい…スーパーで言ってましたよね、家に何も無いって…』
「あぁ、うん笑あ、料理できないわけじゃないからね？やらないだけだから」
家に何も無いって、料理出来ないからなんじゃないかなあって思ってるけど
楽しそうだからいいか…
「よぉし！もう俺がいる限りちょちょいのちょいよ笑」
半袖の袖を上まで捲って得意そうな顔してる
それを見て荷物を角において深澤さんの向かったキッチンへ私も追うように付いて行った
「で、何からすんの？」
『えっと…手を洗いましょ』
「そっか笑んはっだよね〜」
そして手を洗い始めて私もそれに続くように手を洗う
流石に油や調味料類はあった為ホッとする
『深澤さん、玉ねぎ切ってくれません？』
「え？何切り？」
『みじん切りで…』
「おっけー任せて」
包丁を持ち始めたのを見て、違う作業へ取り組む
数分経って、切り終えてるかなぁなんて興味本位で横を見てみると
『ふ、深澤さん！包丁が…！あ、危ないです』
「こうじゃないの？」
『もうちょっと楽な切り方が…』
深澤さんと立ち位置を変わって、切り方を見せると満足したように
え〜すごっと言う
「あ〜やっぱ俺無理だわ料理できない」
少し投げやりに言葉を発した後、手を洗いソファへ戻っていく
自分でできるって言ったのに…
って思いながらも自由奔放な彼を責めることは出来ない
「Aちゃん、俺ね料理出来ないの、ていうかあんまやったことない笑」
いきなり後ろから抱きついてきて私の方に顎を乗せながら言ってくる
予想外のことに耳を真っ赤にしてしまう
「ふはっAちゃんかぁいいね」
『料理が、やりにくいです…』
でも少しこういうのに憧れていたこともあって
いつもはテレビ越しにこういうのを見ているから、自分が体験してしまうと意外と心臓がもたない
「なんかこういうのしてるとさ、夫婦みたいだよね笑」
深澤さんの爆弾発言に顔から湯気が出てくる程熱くなっていく
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るな(プロフ) - そうでしたか、お2人が幸せになってくれたらいいなと思います。続き楽しみにしております。 (2022年8月15日 0時) (
レス) @page40 id: c691eeba4c (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - るなさん» コメントありがとうございます！少しドロドロしたものも混ぜてみたくなったもので…笑 (2022年8月12日 23時) (レス) id: 8fca653651 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - 雪姫さん» コメントありがとうございます！更新遅めですが、これからもよろしくお願いします (2022年8月12日 23時) (レス) id: 8fca653651 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - お話楽しみに読ませて貰っています。どのお話にもこういう性格クズな怖い女性っていますよね。邪魔しないであげて欲しい、2人の幸せを見届けたいです笑笑続き楽しみにしております。 (2022年8月11日 19時) (レス) @page33 id: c691eeba4c (このIDを非表示/違反報告)
雪姫 - 面白いです。良かったですよ。私も小さな職場ですけど、できるですが〜ができるですかね。続き待ってます。 (2022年8月9日 2時) (レス) @page23 id: 2fedfb09fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ | 作成日時：2022年8月4日 19時
