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宮「あれ、キミ…」
『あ、いや、なんか、あの方が呼んでます』
振り返ってなんで？みたいな顔で見てくる宮舘さんに、出入口付近にいらっしゃる方を手で指した
名前が分からないからこの方法しかない
橋「あれ、もう取ってきたの？」
『えっと…人呼んでって言われて…』
橋「そうなの？」
ですよね、さっき出ていった子がまた戻ってきたんだもの、もう取ってきたの？ってなるよ
少し気まずい気持ちになりながら出入口へまた戻った
すると、さっき呼んだ宮舘さんと、助けてくれた方がお話してて、そっと端っこを抜けて廊下へ出た
『どっちだったっけ…』
情報量が多すぎてどっちに行くのか頭の中から抜けていった…
「なんか困ってる？」
『えっと…誰ですか…』
いきなり喋りかけてきた、宮舘さんとは話し終わったのかな？隣にいないし
こう言うしかないよ
だって誰かわかんないし…
「んはっそうやって言葉が返ってくるとは笑」
『…すいません』
「約束だったね、次会った時名前教えるって笑ん、読める？」
自分の首にかかっている社員証を見せてきた彼
『ん…ふかざわ…たつや…さん？』
「お、正解笑営業部ね」
『はぁ…』
営業部って、案外先輩すぎるって訳じゃないかも
康二もいるところだし
「っていうかどこ行きたいの？」
『あ！えっと…』
手元のメモを見る
そうか、第一資料室に行かなければならないんだ
『第一資料室に行かなければならないので、失礼します』
一礼して進もうとする
「おぉおぉ、どっち行こうとしてんのよ笑資料室こっちね笑」
『え？』
どうやら真逆の方向に行こうとしていたらしく、腕を引っ張られる
「もしかして方向音痴？笑」
『…いや、そんなことは…』
「連れてってあげる、仕事戻りたくないし」
そのまま腕を掴まれ、今の向きとは逆方向へ連れていかれる
「ここね、覚えた？」
『……は、い』
「覚えてないね笑」
心做しかここへ来る時の道のり、すれ違う人に珍しそうに見られた
とりあえず資料室に着いたはいいものの、資料がありすぎて何が何だか分からない
「何を探したいのかな？Aちゃんは」
『…この資料なんですけど…』
持っていたメモを深澤さんへ見せる
すると、あぁちょっと待っててねと言って奥の方へ向かっていった
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るな(プロフ) - そうでしたか、お2人が幸せになってくれたらいいなと思います。続き楽しみにしております。 (2022年8月15日 0時) (
レス) @page40 id: c691eeba4c (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - るなさん» コメントありがとうございます！少しドロドロしたものも混ぜてみたくなったもので…笑 (2022年8月12日 23時) (レス) id: 8fca653651 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - 雪姫さん» コメントありがとうございます！更新遅めですが、これからもよろしくお願いします (2022年8月12日 23時) (レス) id: 8fca653651 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - お話楽しみに読ませて貰っています。どのお話にもこういう性格クズな怖い女性っていますよね。邪魔しないであげて欲しい、2人の幸せを見届けたいです笑笑続き楽しみにしております。 (2022年8月11日 19時) (レス) @page33 id: c691eeba4c (このIDを非表示/違反報告)
雪姫 - 面白いです。良かったですよ。私も小さな職場ですけど、できるですが〜ができるですかね。続き待ってます。 (2022年8月9日 2時) (レス) @page23 id: 2fedfb09fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ | 作成日時：2022年8月4日 19時
