丗肆 ページ35
2人は名古屋駅に戻ってきた。
指定された場所には夜蛾が立っていた。
「ご苦労だった。
指は此方に任せてくれ。
硝子は明日も頼んだぞ。」
「はーい。」
「Aは明日はオフだから名古屋観光でもしたらいいぞ。
連日ありがとうな。」
「遊んできます。」
夜蛾と別れ、駅周辺をプラプラと歩いていると、近くの喫茶店が目に入り、Aの目が輝いた。
「小倉トースト!!」
「ホント、甘い物に目が無いね。」
「しょーこ、早く！
小倉トースト！」
「はいはい。
夜ご飯も済ませちゃう？」
「そうする！！！」
2人はその店に入り、小倉トーストやスープ、サラダ、ポテトなどを頼んだ。
数分後料理が届くと辺りは香ばしい香りで充満する。
「いただきます！！！」
「いただきます。」
Aは小倉トーストに始めに手を付ける。
噛んだ瞬間にサクッと軽快な音が広がり、バターの香りが口いっぱいに広がる小倉トーストだ。
「美味っ！」
「小倉トースト以外もおいしーよ。」
「任務が名古屋でよかった！
悟に自慢する！！」
「程々にしなよ？」
そうしてお腹が膨れた2人は会計をしてホテルに帰った。
ビジネスホテルだが大浴場があり女性客は少ないようでほぼ貸し切りの状態で入っていた。
「明日しょーこの治療ついていったほうがいい？」
「どっちでもいいよ。」
「どうしよう。」
「お土産買っておいて夏油達に渡す？」
「そうする。」
「じゃあさ先にお土産買っといて、観光してきたら？」
「しょーこ選ばなくていいの？」
「時間かかりそうだからね。」
「そっか。」
「まあ反転術式使ってからも診察みたいな事しなきゃいけないんだよね。
医師免許取ってないのに。」
「取るの？」
「そのうちね。」
「そっか。
ねえしょーこ、反転術式ってどうやって使ってるの？」
「ひゅーっとやってひょいだよ。」
「…ひゅーひょい？」
「うん。
ひゅーひょいってすればできる。」
「なるほど…。」
「わかった？」
「大体。」
「流石。」
「やってみないとわからないけど。」
「簡単だよ。」
「じゃあ今度やってみるね。」
「お土産どうする？」
「何があるんだろ。」
「味噌煮込みうどん？」
「重いからパス。」
「小倉トーストラングドシャ？」
「そんなのあるんだ。
悟と傑はそれにしよ。」
「じゃあ私の分の味噌煮込みうどんとラングドシャ頼んだ。」
「はーい。」
お土産が決め終わると2人はベッドに潜って寝た。
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Lily(プロフ) - ありがとうございます！ オリキャラは自分の性癖ぶち込んでマシマシで書いてます!! (2021年1月14日 19時) (
レス) id: fd1be6be46 (このIDを非表示/違反報告)
め - コメ失礼します。とっても面白いです！もう設定が好みすぎて、、、これからも更新頑張ってください、応援してます。 (2021年1月14日 19時) (レス) id: 294cb89c1c (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - 彩音さん» ありがとうございます！ (2021年1月14日 19時) (レス) id: fd1be6be46 (このIDを非表示/違反報告)
彩音 - めっちゃいいです!!! (2021年1月14日 19時) (レス) id: b864e622be (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - 雪マカロンさん» ありがとうございます！ (2021年1月14日 18時) (レス) id: fd1be6be46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lily | 作成日時：2021年1月13日 16時
