【レペゼン地球】DJやってますＮｏ．3！！

ちっちゃくなっちゃった ページ17

「うーん、どうスっかなぁ…」




「えへへぇ、にぃーちゃ、にっちゃ、んふふ」



「あー！！かわいいっっ！！！なんなんこいつまじあァァー！！」



「社長うるさいっすよ！真剣に考えてください！」





俺がそう叫べばふぉいに怒鳴られる

すまんすまんと半笑いで謝るとふぉいにAを取られてしまった


「A〜、にぃちゃんじゃなくてしばらく俺の方なー？」


「……にっちゃ……ん！わかっちゃ！！」



少しだけ寂しそうに俺の方を見たけどAはふぉいの目を見てニコッと笑った



「んんっ！！！！？」




鼻血を出さんとばかりの勢いで息を吐いたふぉいにAは驚いて首を傾げる
そんなAに大丈夫よ…とカスカスの声で言ったふぉい



へっ、俺からAを取り上げたりするからそうなるんよ！！




「…っと、取り敢えずこの瓶には一日で治るって書いてますね…

てか誰なん？こんなの買ってきたん…」


「あー、銀太とかじゃない？1番買いそうやろw」

「確かにww」





そんなこんなでAと戯れて1時間が経過した


その時玄関がガチャっと開きまると脇、銀太が同時に帰ってきた

「社長…まるにみせたら絶対うるさいっすよ」


「それは今思ったわw」





ただいまー！と叫びながら走ってきた銀太の目にはAが写っている

いつにも増して見開かれた目とAのまだクリクリの目が交わった




「ぎんちゃ！！！」


「A！！！」



「「「「！！！！！？？？」」」」





なに！？こいつら以心伝心でもしとると！？

なんで目が合っただけで分かるとや…？俺でも時間かかったのに…



「社長！ふぉい！こいつAッスよね！？

なんでこんな可愛くなっとるん！？いや！いつもも可愛いっちゃけど！！」

そう言いながら銀太はソファに大人しく座っていたAを抱き上げて高い高いをしてみせる


Aはキャッキャと喜びを見せた


「ぎんちゃっ！ぎんちゃっ！」


「なんと？A〜」



えへへなんて言いながら笑い合う2人に俺とふぉいがぽかんとしてると脇とまるも遅れてAなの！？と叫んだ


「正真正銘のAよ」


「え、まじ？俺大歓喜」

「きっも」


ふぉいが冷たい目をしてまるを睨むとまるに酷ない！？と言われる
まぁたしかに俺の妹をそういう目で見るのは許せん…



「A〜？」


「！！」


項垂れてるまるをよそに脇はAに話しかけた

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