【PRIDE EPILOGUE】7 ページ3
NO SIDE
夏準「手厳しいですね。まぁ、それくらいのほうが面白みがありますけど」
アン「ほんと、どこまでが本気なの？」
夏準「ふふっ、僕はいつでも本気ですよ」
アン「ええぇーその顔でいわれても…………(こっちは、こっちで)」
チラリと隣にいるアレンを見るアン。
アレンの表情は唇をぎゅっと結び、むっつりとした表情で夏準を見ている。
いつものような腕組をしているものの、指先を動かしたり、落ち着かない様子を見せる。
アン(……ジェラシー燃えてるなぁ)
夏準も分かっててやってるじゃん、と心の中で毒づくアン。
自覚している夏準と、ほぼ無自覚のアレンの間に挟まれ、重い息を吐いた。
そして、自分もAが去った方角を見る。もう既に彼女の姿は廊下にはない。
アン(この2人の間に入るのは疲れるし…………僕はまだまだ、外側から楽しむだけでいいかな)
恋愛は楽しいけど面倒だし、と心の中で吐き捨て2人の背中をトンッと叩く。
アン「そんじゃ、これで終わりね。ほらほら、控室も戻って帰り支度するよ」
2人の背中を押し、控室に押し戻す。
アン「西門先生、皆さん、ありがとうございました。特にお構いできなかったけど」
西門「あぁ、いいよ。色々と困惑しているしね。我々も帰るとしようか」
「匋平」と隣でタバコを吸おうとした手をとめ、口をあけっぱなしにしたまま固まる匋平の肩を叩く西門。それにハッとして動き出す匋平。
西門「それじゃあ3人とも、お疲れ様」
夏準「はい、ありがとうございました」
アン「それじゃあ、僕らはこれで」
西門に見送られ、BAEの３人は控室へと消えた。
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テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» 評価１回しか押せないのにそんな何度も・・！ありがとうございます！更新頑張ります！ (2021年12月2日 23時) (
レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
わらわら - こんわ！毎日見てます！あのポケカラとゆうアプリなんですけど、、歌わなくっていいので！そのメッセージでなりきりしませんか？私のは「栗花落アリス」って書けばでます！オーバーでしたらいらないやつを消してください (2021年12月2日 21時) (レス) id: 8f9b2ed954 (このIDを非表示/違反報告)
らむね - 何回も何回も評価押しちゃう...。更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2021年11月29日 23時) (レス) id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)
テルミヤコウジ(プロフ) - ゆいゆいさん» 折角お誘い頂けたのに、すいませんでした！ありがとうございます (2021年11月25日 14時) (レス) id: a3dd506789 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいゆい - テルミヤコウジさん» 別にいいですよ！これからも読み続けるので頑張ってください！ (2021年11月25日 14時) (レス) id: 9bf949a5b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テルミヤコウジ | 作成日時：2021年11月21日 21時
