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NO SIDE
西門「…彼女、いつもあんなふうな仕事をしているのかい？」
壱「唐突っすね」
西門「少し、気になってね。今回はお腹の傷だったけど…それ以外でも古傷があったから」
壱「……そりゃー、そうでしょ。そういう仕事も任せられてんだし」
神林「お前もソッチの筋なのか」
壱「多少は、とだけ…。つーか、知ってんでしょ？3日もいたんなら、あの人がどんな地雷をつけてんのか」
壱のその言葉に「コード付き」の事だと気づき、2人は黙り込む。
リュウに関しては我関せずといった感じで、ワインボトルを転がし、クロと遊んでいた。
壱「反応的に知ってるんっすね」
西門「………短い期間しか過ごしてはいないが、私には……あの子みたいな子がアレをつけられる理由が、少しわからない」
神林「ヤベェ奴ぶん殴りそうではあるけどな」
西門「匋平」
壱「想像にはお任せするっすよ。俺の口から、あの人について言う気はないし」
色々と恩もあるのでね、と言い足元に寄ってきたクロを抱える。
ニャーと鳴くクロの頭を撫でる。
「ただし」と前置きの言葉と共にニヤッと笑い、懐から紙を1枚取り出す。
壱「金次第じゃ、何でも調べるのが情報屋っす。もし、調べてほしいなら…相場はかなり高ぇけど、お届けしますよ？旦那さん」
悪戯に笑う壱に言葉を詰まらせた西門だが、首を振り「やめておくよ」と言った。
西門「それは恐らく、彼女が一番してほしくない事だろう」
壱「……へー、そこは分かるんっすね」
神林「つーか、恩義あるって言ってた野郎が金で人を売るとは思えねぇな」
壱「流石鋭い思考をお持ちで……あの狐野郎の元バディだっただけあるよな」
神林「あ？」
壱「いえ、別に〜」
笑ってごまかす壱に対して「んだよ、言いたい事あるなら言えや」と脅しにかかる神林。そんな神林に待ったをかける西門。
リュウ「ねーねー、黒ぶち魔王ＤＸかえしてちょ？」
壱「くろ…なに？名前なの？」
リュウ「イッチーはゲッティーとラブラブなの〜？キャーっ！」
壱「ゲ、ゲッティーって…Aさんの事？つーか、イッチーって…なれなれし過ぎだろ、アンタ」
近いし、とクロのお腹を顔に押し付け、距離をとる壱。
「黒ぶち魔法DXモフモフ〜」と言いながらも、ジリジリと距離を縮めてくるリュウに「誰かこいつ、止めて」と助けを求める壱だった。
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らむね - 善さんはなにを知っているんだろう...。続き楽しみです！ (2021年10月20日 16時) (
レス) @page49 id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)
テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» ありがとうございます！拙い文字力ではありますが、楽しんでもらう様に続き頑張ります！ (2021年10月3日 22時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
らむね - いえいえ！オリジナル要素たくさんで逆に面白いです！毎回わくわくしながらみてますよ！なので問題なしです！！ (2021年10月3日 15時) (レス) @page32 id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)
テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» ご期待に添えられるように、頑張って考えて書きます！でも、オリジナル要素多すぎなので置いてきぼり展開になったらごめんなさい_(._.)_ (2021年10月2日 22時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
らむね - コードの事ばれちゃった…どんな展開になるのか楽しみです！ (2021年10月1日 15時) (レス) @page29 id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テルミヤコウジ | 作成日時：2021年9月14日 20時
