【158】__北斎SIDE ページ31
紗月「お前等が言ってることは全然わかんねーし、わかりたくねぇけど…北斎が言ってることは何となくわかったし、そっちの方が信用できる」
玲央「おバカなお猿さんは頭がチープだもんね〜」
紗月「うっせ、クソガキ!」
玲央「でもさ、いきなり現れた怪しいおじさん達なんかより…僕らの家族を探すのを助けてくれる可愛い可愛いAちゃんの方が信じられるんだよね〜」
「てか、誰?おじさん達。何様?」と冷めた目でチンピラ3人を見る玲央と紗月。
俺達がAを悪く言わない事が気に食わないみたいで、ブツブツと文句を言い出した。
北斎「…それに、Aは兄貴や善兄が信頼してる人だ。
だから、Aを悪く言うってことはAを信じてる2人も愚弄してる」
拳に力を込めて、男達の目の前に出してみる。
北斎「…それなら、俺達の敵だ」
俺の家族を馬鹿にする奴等は許さない。
そして、アニキたちが信じているAを馬鹿にするなら…それも同罪だ。
チンピラ「っ…あ、頭のイカレたクソガキどもが!」
『じゃあそのガキどもに言い負かされそうになっているお前等が馬鹿なんだよ』
真上から聞こえてきた声に男達と共に上を見上げた。
屋根の上にはいつのまにかAがいて、俺達…というよりも、男たちを見下ろしていた。
その目はひどく冷たくて…仕事をしている時の兄貴みたいだった。
『ここ翠石組の縄張りだよ。そしてその子たちは、あの人の大事な家族だ。その子たちに手ェ出されたら、私があの人に顔見せが出来ない』
だから引け、と男達に冷たく言うA。
Aが出てきて、後ろにいた2人が引こうとしているけど、真ん中に立っていた1人が逆切れした様子でAに叫んだ。
チンピラ「煩ぇ!!翠石組の若頭に気に入られてるからって、いい気になるなよ!!
お前みたいなコード付きの女を、若頭殿が相手にする訳ねーんだよ!どーせ、身体つかったんだろ!」
その瞬間、俺を含めて、2人が動き出した。
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らむね - 善さんはなにを知っているんだろう...。続き楽しみです! (2021年10月20日 16時) (レス) @page49 id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)
テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» ありがとうございます!拙い文字力ではありますが、楽しんでもらう様に続き頑張ります! (2021年10月3日 22時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
らむね - いえいえ!オリジナル要素たくさんで逆に面白いです!毎回わくわくしながらみてますよ!なので問題なしです!! (2021年10月3日 15時) (レス) @page32 id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)
テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» ご期待に添えられるように、頑張って考えて書きます!でも、オリジナル要素多すぎなので置いてきぼり展開になったらごめんなさい_(._.)_ (2021年10月2日 22時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
らむね - コードの事ばれちゃった…どんな展開になるのか楽しみです! (2021年10月1日 15時) (レス) @page29 id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:テルミヤコウジ | 作成日時:2021年9月14日 20時