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NO SIDE
壱「随分と仲良くなりましたねー」
『まぁ、人が良い人たちだからね』
壱「特にあの闇堂四季だっけ？あの子、多分アンタに」
『それ以上言うな。あの子は何も知らないからだ』
壱の言葉を遮り、Aはそう言う。
その言葉に目を丸くした壱だが「そう言う事ね」と呟いた。
壱「でもまぁ、知ってもクソみてぇな奴等と同じにはならないでしょ」
『……だろうね。けど、あの子は優しすぎる』
だから距離はおいてほしい、というAに対して「罪深い人ですね」と返す。
壱「つーか、
『あぁ、伝えておくよ』
壱「まぁ、パトカーの事よりも雅邦さんや翠石さんに強く責められて、胃がキリキリって言ってたけど」
『…………いい胃薬を送っておくよ』
その光景を想像し、顔を青くして同情するA。
『あと、事務所荒れてたのに悪かったな』
壱「まぁ中は入られてなかったっすけど、扉が傷ついてたり、汚されたりしてたんで直しときました。規制はったのは彰優ですけど」
『…そろってまた何か奢るよ』
壱「えへへっ、あざーっす」
そして曲がり角に当たり、壱がAの紙袋を指さし、「それ持って帰るッスよ」と言う。
『え、別にいいよ』
壱「だって、これから辰宮さんの所行くんでしょ？」
『………そうだった』
壱「あの人の所なら、泊ったとしてもリック君道具あるだろうし……多分、時間的に泊まった方がいいでしょ」
『……晴兄、どうだった』
壱「俺が店に聞きに行った時は命の危険を感じましたね」
壱のその言葉に顔色を更に青くし、項垂れる。
頑張ってください、と言い紙袋を受け取った。
壱「そんじゃ、また電話すると思うんで。彰優には一旦こっちから連絡しときます」
『あぁ、頼む』
壱「お大事に〜」
手をヒラヒラ振り、雷麵亭とは真逆の方角へ歩いて行った。
暫く立ち尽くし、溜息を吐いたAだったが意を決して、雷麺亭の方角へ歩き出した。
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らむね - 善さんはなにを知っているんだろう...。続き楽しみです！ (2021年10月20日 16時) (
レス) @page49 id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)
テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» ありがとうございます！拙い文字力ではありますが、楽しんでもらう様に続き頑張ります！ (2021年10月3日 22時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
らむね - いえいえ！オリジナル要素たくさんで逆に面白いです！毎回わくわくしながらみてますよ！なので問題なしです！！ (2021年10月3日 15時) (レス) @page32 id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)
テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» ご期待に添えられるように、頑張って考えて書きます！でも、オリジナル要素多すぎなので置いてきぼり展開になったらごめんなさい_(._.)_ (2021年10月2日 22時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
らむね - コードの事ばれちゃった…どんな展開になるのか楽しみです！ (2021年10月1日 15時) (レス) @page29 id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テルミヤコウジ | 作成日時：2021年9月14日 20時
